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姉妹書:【写真で綴る】昭和30年代 農山村の暮らし

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山村

写真ものがたり 昭和の暮らし

2 山村

著者:須藤功
AB版 240ページ
ISBN:978-4-540-04090-0
発行日:2004年6月15日

山のふところに抱かれ、森を育て、木を伐り、炭を焼き、丸木舟や木地物をつくり、焼畑に汗を流し、獣を撃って暮らした日々。


目次

序 山村―自然のなかに生きる

第一章 山の暮らしと森の恵み

山に住む

山の家/背負子/炭焼きの村/畑の名前/森になった集落/峠越え/谷間の家

山道を行く

峠の茶屋/温泉/山上の集落/日役を待つ/雪の下栗/行者と祈祷師

山の恵み

山中の集落/山の知らせ/ゼンマイ/山菜/休息/共同作業/トチの実/山の味/山の少年/ハチの子/秋の熊

第二章 山の畑と養蚕

焼畑

木おろし/焼畑のヒエ/ヒエ飯

椿山

氏仏堂/ミツマタ/手すき和紙/そば

踏みすき

畑作物/開拓地/野菜/たたく/十五夜/コンニャク/大根/ヒエ/サツマイモ

出作り

山へ行く/養蚕農家/掃立て/給桑/人手/上族/出荷/真綿/ザグリ

第三章 樹木を育て活かし使う

苗木/林を育てる/杉の手入れ

巨木

神木/遷宮の用材/御柱/ヒノキ

伐採

搬出/山林労務者/木材を運ぶ/森林軌道/こびき/町のこびき

木製品

丸木舟/木地屋/たる/おけ/新調する用具/下駄/木地玩具

木炭

炭焼小屋/白炭と黒炭/木炭の推移/蒔

竹細工

箕(ミ)/扇骨作り

第四章 感謝して獲る山の鳥獣

獣と猟師

イヨマンテ/狩猟用具/熊の胆/足跡/鷹匠/ウサギ/テン

猪と肉と鼻

猪の被害/賢い猪/猪垣/陥穴/仕掛けわな/猪権現

食肉の歴史

猪の胆/山くじら/鹿と皮/動物保護/かすみ網猟

供養碑とオコゼ

オコゼ/合掌する猟師/狩りの祭り

第五章 猪頭を供えて祈る豊猟

奥日向の山村

山道/水と台所/山の産業/共有倉/春と秋の行事/カシの実/川魚/流れで洗う

狩りのきまり

狩倉/わけまえ

神楽と猪頭

イノコシバ/浦安の舞/猪頭の奉納者/神楽舞/氏子入り

ししとぎり

マブシ割/うそぶく口/マナイタオロシ/ししがゆ/カリコボウズ/ししば祭り/山のふしぎ

索 引

写真撮影者・提供者一覧