田園・里山ハローワーク希望のニート・フリーター
「雇用の柔軟化」のもと激増するニート、フリーター。一方で「就職イコール会社ではない」と、「好きなことして、そこそこ稼いで、いい田園・里山をつくる」仕事をはじめた若者たち。農山村の祖父母世代とともにつくり出すその仕事はまた、「からだも自然も壊す」近代の産業社会の労働ではなく、「からだも自然も よろこぶ」なつかしい未来の労働でもあった。
|編集後記|目次|
若者はなぜ、農山村に向かうのか戦後60年の再出発
戦後60年、農山村をまもり抜いた祖父母世代に感動、その知恵と技の消滅のスピードと競い合うように農山村の「暮らし」に学び、都市生活者や子どもたちへ伝える「仕事」をおこした若者たち――若者の求める居場所と役割、暮らしと仕事は農山村にあった!
「グリーンライフ」が始まった!教育が、若者が、地域が変わる
「グリーンライフ」は、この4月から農業高校を中心に全国約200校の高校生が学び始めた新科目。その内容は、この10数年間に農山村の女性や高齢者が試行し成果を挙げてきたグリーンツーリズム、朝市・直売所、市民農園、地元学など「新しい暮らしと仕事のカタチ」の集大成であり、新しい暮らしを求める若者に「希望」をもたらす現場生まれの「農の未来型」。
小さなむらの「希望」を旅する
世界総合計の6分の1、英独仏3カ国合計を上回るGDPを達成しながらも、不安と閉塞感ただよう日本にあって、いまなお元気な全国50有余の「小さなむら」を探訪――そこには地域の自然に根ざした食と住まいのほんものの豊かさ、仲間と寄り添い、助け合い、励まし合う日々が育む「希望」があった!
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