世界遺産を歩く親父 その1
春爛漫の熊野古道を歩いてきたのだ

熊野古道の入り口である

さていよいよ熊野古道で一番有名な大門坂の入り口にたどり着いた。
深い森をイメージしたんだけれど、ごく普通の集落が熊野古道の入り口であった。朝早かったので、まだ誰も歩いていなかったけれど、休みの日などは大変なことになるだろうなあと、人ごとながら住民の方の気持ちを察してみたりしたのだ。

あまりにも有名で、写していて恥ずかしくなるような大門坂の上り口であるが、はずせないところである。
ここだけを見るから幽玄な感じがするけれど、写真を写している場所の左右には普通の民家があるのだ。
夢を壊して悪いけれど。
エジプトのピラミッドの脇や、アメリカのナイヤガラの滝の筋向いににホテル群があるのと一緒。

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