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Ruralnet・農文協食農教育2001年 9月号

 

食農教育 No15 2001年9月号より

次号予告 『食農教育』11月号(16号)
2001年10月12日発売

特集 図書・情報は調べ学習の力強い味方(仮題)

 総合的な学習の時間で本や情報は大きな役割を果たします。『棚田はエライ』の本を手がかりに初めての体験型修学旅行を短い準備期間で成功させた中学校があります。各学年の総合のテーマごとに関連図書をケースに入れ、調べ学習に効果を上げている小学校があります。教材研究、導入・展開・まとめの各ステージでどんな本・情報がどんな実践を生み出したか具体的に見ていきます。

●サブ特集 図解 収穫祭 秋の実りでものづくり


編集室から

▼こんなに楽しくていいの? と思わず唸ってしまう吉野小学校の「ワールド給食」(34頁)。テレビのバラエティー番組のノリだが、ブラジルから働きにきた人たちと仲良くなるというねらいが込められている。大上段に国際理解をうたうのではなく、ユーモアに満ちた雰囲気のなかでおいしく食べながら世界への好奇心を育んでいる。子どもたちがうらやましい。(松田)

▼高知県南国市では小学校と幼稚園の給食に地元の棚田米が使われていましたが(7月号118頁)、フランスでも学校給食に地元産の有機野菜を使う動きが広がっています(88頁)。子どもたちもそのほうがおいしい、というところがいいですね。生産の場を見せることで、学校給食を食農教育の一環として考える見方も共通のようです。(阿部)

▼町の大型スーパーや商店街、病院などで 聞き取りしたら、あるはあるは店ごとの違いがうじゃうじゃとでてきた。みんな同じだとバカにしてた大型スーパーでもこんなに個性があったのね。入口からばかり見てないで、たまには裏口から生ゴミの行方調べをしてみてもいい。さて、あなたが食べ残した給食の生ゴミはいずこへ?(24頁)(伊藤)


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