月刊 現代農業
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12月号の主な記事(予告)11月5日発売

■巻頭特集
 故障・失敗・短命の事件簿より 農機を長持ちさせるメンテと使い方 百姓木村が伝授 農機を長持ちさせるコツと裏ワザ/今さら聞けない“ザ・エンジン”きほんのき/サトちゃんが来た! コタロー君のお悩み解決/農機の故障・失敗 私の事件簿

■くらし・経営・地域のページ
 イナワラで正月飾り/冬場の手荒れを防ぐ/庭先ユズの切り戻し/収入保険制度のメリットとデメリット/先進国の農家に「再小農化」の動きあり

■稲作・水田活用
 玄米加工の新時代 玄米ペースト・玄米粉たこ焼き他/入排水がラクになる田んぼの水まわりちょこっと施工

■野菜・花
 日没加温と局所加温で暖房代減らし イチゴ・ピーマン/雪で寒締め極甘野菜/交配バチにフル活躍してもらうアイデア

■果樹
 ナシ、ジョイント栽培の課題を克服/リンゴ、雪に強くて早期成園化できる樹形/気象アプリでデコポンの凍害を予測

■山・特産
 スギ・マツでクリスマスツリー/カヤの実で香水、他

■畜産
 子牛が変わるエサのやり方、自然哺乳版/子牛の寒さ対策

■機械・道具
 薪割り機は自作がいちばん バックホーを改造

編 集 後 記

▼モミガラ特集、またか!なんて思うべからず。今回も一つ一つの事例に新たな発見と思いが詰まっていて、納得の活かし方に心動かされた。舟形をしたケイ酸の塊であるモミガラの可能性は底知れない。農村にはモミガラ活用の知恵が無尽蔵にありそうだ。(石川)

▼発酵モミガラをまいても、すき込んでしまえば、まばらに散らばり薄まっちゃう。これで効果はあるの?と半信半疑だったが、ミクロの微生物を想像すれば、土中の住環境はかなりの激変。少量でも効く理由がわかった気がする(72頁)。(伊藤)

▼針葉樹の原木で栽培するキノコの発生率は、たしかに広葉樹には劣る。しかし、山に人を呼び込むため(218頁)、切り捨て間伐を林内で生かすため(222頁)、と捉えれば見方は変わってくる。有望品種も注目だ。(五十嵐)

▼新商品のアイデアはふとした瞬間にひらめくことが多いそうだ(272頁)。すぐにメモして冷蔵庫に貼る。今回も取材中にハッとひらめきが生まれた。ウメを活かして……また新たな商品が生まれそうな予感。(小河)

▼1年ぶりに『現代農業』に復帰。農村では過疎だ、耕作放棄だ、鳥獣害だというけれど、山で力強く生きる渡邉松吉さん(174頁)に会い、勇気が湧いてきました。やっぱり農家の笑顔はいい! これからも元気よく『現代農業』をお届けします。(川崎)

▼大規模多収農家として生き残っても、周りのトマト農家が減ってしまえば、暮らしが成り立たないと高松さん(298頁)。安値は今後もあるかもしれないが、農家はぐっと我慢して乗り越えてほしい。『現代農業』は、そのお手伝いをしたい。(山下)

▼畑山さんのブドウの連載がついに最終回(208頁)。常識とはまったく異なる掟破りの技術ばかりだったが、畑山さんのブドウは本当においしい。あのブドウの味が、技術の確かさの証拠だと思う。(岩瀬)

▼50頁の藤原さんは、どんな土地もモミガラでいい畑に変える。土壌を選り好みせず放棄地を借りられるから、面積拡大が自由自在だ。136頁の乗用深層追肥機なら、大面積で元肥+追肥型の稲作が可能。飼料米用として、リバイバルに期待!(渡邊)


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