月刊 現代農業
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8月号の主な記事(予告) 7月5日発売

■巻頭特集 本当だった! 酢の実力/「濃いめの酢」で枯れそうなトマトが生き返った/猛暑続きでもキャベツが枯れなくなった/手作り酢酸カルシウムで味も見た目も過去最高のトウモロコシ/クログワイ、コナギを酢で除草他

■くらし・経営・地域 樽で5年熟成、国産バルサミコ酢を作った/さらば蚊・アブ・ハエ・ダニ 身近なものを使った私のおすすめ虫よけ術/もっと広がる脱ネオニコ

■稲作・水田活用 生育診断、横田農場はこう測る!/カメムシを最低限の防除で抑える/小ウネ立て播種でソバ多収

■野菜・花 売れる野菜の生育診断/業務用ブロッコリーがねらい目/花苗の間欠冷蔵処理で開花促進

■果樹 せん定知らずとも反収6t! 母ちゃんたちのリンゴ高密植栽培/リンゴ、カンキツ 果皮の日焼けはこれで防ぐ

■山・特産 ミツバチのヘギイタダニにもえひめAIが効く/女王バチの更新の方法

■畜産 内田式お産介助法で事故がゼロになった/パパイン酵素で牛のイボを取る

■機械・道具 かん水のホース、チューブを便利に使うアイデア

編集後記

▼放っておくと毎年同じ場所から顔を出し、辺り一面を覆い尽くす。その繁殖力は半端じゃない。恐るべき多年生雑草。でも正体がわかれば打つ手も見えてくる。キーワードは地下部のイメージ。彼らをおとなしくする技が詰まった特集です。(石川)

▼長谷さんの圃場で剥ぎ接ぎを体験(167頁)。多少手元がぶれても形成層が合致するし、カッターナイフでもできる。これなら素人でも確実にできそう。切り上げせん定(1月号)、斜め植え(3月号)との合わせワザで、カンキツ栽培に挑戦したい気持ちが膨らみ中。(伊藤)

▼「春以降、次第に味の濃いタラノメになり、ひと味違うおいしいものになる」とは薬草博士・村上光太郎先生の言葉。山の名人・細川さん(194頁)をもってしても、タラノキは枝を切るごとに奥深い。(五十嵐)

▼ずっと無縁だったむくむという感覚が最近わかるようになってしまった。不摂生が要因とは思うが、まずはその秘めたる力を期待して、この夏はいつも以上にキュウリを食べよう。だってとにかく手軽だし。(小河)

▼度肝を抜かれた。あんな巨大アスパラ(131頁)、見たことない。しかも、歯触りがよく、甘い。型破りな栽培に自信満々の佐藤民夫さん。最終目標の「オロナミンC並みの極太アスパラ」が実現する日も近い!?(川﨑)

▼第三者承継について引き継ぐ人と譲り渡す人、それぞれに書いてもらった(278頁)。お金の部分はプロの税理士に任せればいいという。技術の引き継ぎには、環境制御で残してきたデータが役立ちそうだ。(山下)

▼あの植え込みの雑草の根っこ、どう張ってるんだろう。伊藤操子先生との雑草掘り(42頁)以来、私の頭の中に「地下」が加わり、地面の上下で世界が2倍になった。先生、ぜひ第2弾をやりましょう。(渡邊)

▼黒子さんのスプレーバラ(158頁)。一輪、多輪と、バラを品種で分けているけど、それは人間が勝手に決めたもの。「品種」に隠された魅力を引き出す仕立てに唸る。一方、ルーラル連載の佐藤さん(286頁)は多様な人材を雇用して教育。作物も人も力の引き出し方次第なんだな。(青山)


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