まるごと探究! 世界の作物

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【イネという作物】原産地や栽培の始まり、イネの種類、水陸両用で生きられる特性など
【イネの育ちと農作業】発芽から開花・結実までの育ちと、それに合わせた農作業について
【稲作を支える技術】田植え、病害虫防除、農具と農業機械の発達、品種改良など特徴的な技術
【日本の稲作・世界の稲作】平野の田んぼから山あいの棚田、畑での陸稲など、日本・世界の多様な稲作
【イネの利用と加工】食材としての米の利用、素材としての稲わらの利用、さらには農業分野での利用まで
【いま・これから】米の流通、農政、飼料米など新たな動き
著者 堀江武 編 ISBN 9784540171727 発行日 2018年4月 判型/頁数 A4変/56ページ -
【ムギという作物】原産地と栽培の始まり、ムギの種類、ムギが好む環境など
【ムギの育ちと農作業】発芽から開花・結実までの育ちと、それにあわせた農作業
【ムギづくりを支える技術】輪作技術、農具や農業機械など
【日本・世界のムギづくり】アジアの小農的なムギ作や欧米の大規模農業など、日本・世界の多用なムギづくり
【ムギの加工と利用】小麦粉をはじめとする食材としての利用、素材としての麦わらの利用、飼料や肥料としての利用など
【いま・これから】パン用小麦の開発と普及、地産地消の動きなど新しい動き
著者 吉田久 編 ISBN 9784540171734 発行日 2018年2月 判型/頁数 A4変/56ページ -
ダイズは中国原産のマメ科の作物。東アジアでは主食のコメとの組み合わせで数多くの食品が生みだされてきた。日本でも豆腐や味噌、醤油、納豆、さらには菓子類、惣菜にいたるまで、利用の幅は広い。それでも世界的にみれば、ダイズ由来の油やダイズ粕としての利用が多く、産業や生活に果たす役割が大きい。この100年で南北アメリカでの生産が爆発的に増えた一方で、ダイズの発祥地中国が世界最大の輸入国になるなど世界的な変化も視野に入れつつ、ダイズと人間のかかわりを描く。
著者 国分牧衛 編 ISBN 9784540181344 発行日 2019年1月 判型/頁数 A4変/56ページ -
トウモロコシは世界の主食穀物のなかで、唯一アメリカ大陸原産の作物。穀物や野菜として利用されるほか、家畜の飼料、工業用のデンプンなどの原料として生活のなかで広く利用され、人間にもたらす恩恵がとくに大きい。トウモロコシの作物としての成りたち、育ち、品種改良の技術、利用や加工、遺伝子組み換え技術など、トウモロコシと人間のかかわりを数千年の時間軸と地球大のスケールで描く。
著者 濃沼圭一 編 ISBN 9784540181351 発行日 2019年3月 判型/頁数 A4変/56ページ -
南アメリカ原産で、世界を代表する野菜として知られるトマト。家庭菜園や学校菜園でおなじみなだけでなく、イタリア料理をはじめ世界各地の食卓に彩りを添えてきたほか、近代にはトマトケチャップやトマト缶など、ファーストフードの発達とも関連が深い。現代では、栽培技術や品種改良など、農学研究の最前線に立つ作物でもある。アメリカのリンカーン暗殺計画にトマトが使われた?など、歴史上のエピソードも交え、その成り立ちや育ち・栽培、国内外の生産事情、利用・加工・食文化、社会・経済とのかかわりを描くビジュアル大百科。
著者 中野明正 編 ISBN 9784540191565 発行日 2020年3月 判型/頁数 A4変/56ページ -
アンデス地方原産で世界四大作物に数えられるジャガイモ。理科や栽培活動など学校でも馴染み深く、19世紀のジャガイモ飢饉など世界史上の出来事とも関連が深い。寒冷地でもよく育つ特性、代表的な品種、栄養繁殖と種子繁殖を組み合わせた独特の増え方、世界のジャガイモ料理など基本的な生理・生態や利用・加工のほか、品種改良の実際、ファーストフードやデンプン原料としての利用、健全なたねいもを供給するしくみなど、現代社会との関わりにも注目。
著者 森元幸 編 ISBN 9784540191558 発行日 2020年1月 判型/頁数 A4変/56ページ