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現代農業 読者のつどい2008

現代農業読者のつどい2007

第5回 11月6日(木)〜7日(金)

俺流の売れる米づくり!稲作大交流会

平田 孝一氏(愛知県 (株)サントク取締役相談役
本田 強氏(宮城県 環境保全米ネットワーク理事長・元宮城教育大学教授)

参加者:17名


今年度最後の講座となる「稲作交流会」。今年のテーマは消費サイドから「売れる米づくり」を考えること。おいしい「ごはん」が炊けるしくみの解説から、それに合わせた「米づくり」のコツを探りました。

会場の様子 平田孝一さん 炊飯器
会場の様子。各自「お米の履歴書」を持ちより、今年の稲作を振り返りました。夜には、参加者が持ち寄った米で、炊飯の実習も行なわれました。 講師の平田孝一さん。ごはんの炊き方を専門に研究を続けてこられました。「炊飯」のしくみを米と水と熱の三者の関係から読み解いていきます。 米が「ごはん」になる仕組み。現代の台所では米を研いでスイッチを押すだけですが、炊飯器のなかにはサイエンスの世界が広がっています。
精米のやり方 炊飯実習 稲作技術
温暖化によって米の質が少しずつ変化しています。精米のやり方が、炊き上がりにも大きく関係しています。 平田さんのアドバイスをうけて炊飯実習。栂池センターの標高(約900メートル)が影響したのか、炊きあがりがいま一つとの声も。実験にハプニングはつきものです。 講座の進行を務めていただいた本田強さん。気候の温暖化と現代の炊飯技術に対応するための稲作技術についてまとめていただきました。

※※今年の「稲作大交流会」の模様は、『現代農業』2009年1月号(122〜133頁)で紹介されています。

参加者の感想
イネを作る立場でなく、炊飯の側から考えることができてよかった。米に対しての考え方が深まりました(30代男性・農家)
自分の米を知るための参考がたくさんありました。しっかり咀しゃくして、お客様や商談先にフィードバックできるよう、勉強したいと思います(40代女性・農家)
ご飯の炊き方と用途による米の選び方が参考になった(50代男性・農家)
米づくりの方向が明確になった(50代男性・農家)

プログラム

10月6日(木) 13:00〜 開講〜講座の案内
13:10〜 最近の『現代農業』から―稲作記事のトピックス―
農文協「現代農業」編集部 依田賢吾
13:20〜 【話題提供】 本田強さん
今年の米づくりから見えてきたこと
13:50〜 【参加者報告】
今年の「私の米」について(参加者の自己紹介と報告)
14:50〜 休憩
15:00〜 【講義】 ミスターライスマンのご飯診断(1) 平田孝一さん
売れているお米、最新情報
おいしい米の測定基準とは
17:30〜 自由(入浴など)
18:30〜 夕食
20:00〜 【実習】 ミスターライスマンのご飯診断(2) 平田孝一さん
「俺流のうまいご飯」を炊く
21:00〜 自由・交流会
11月7日(金) 7:00〜 朝食(実習で炊いたご飯を食べながら)
8:30〜 【講義】 ミスターライスマンのご飯診断(3) 平田孝一さん
おいしいご飯ってなんだ?
ご飯がおいしく炊けるしくみ
ご自慢のお米・炊き方と米飯商品最適アドバイス
10:00〜 【全体総括】 来年の米づくりにむけて 本田強さん
【全体討論】 経営のレベルアップには
11:20〜 アンケート(感想)記入
11:30〜 昼食
12:00〜 解散

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