「限界集落」なんて呼ばせない 集落支援ハンドブック
「集落の点検活動を行ない、現状と未来についての話し合いをコーディネートし、維持活性化をサポートする集落支援員制度」(総務省決定)の徹底活用ガイド。行政・農業委員・普及員OB、地域づくりNPO、都市から移り住んだ若者の仕事づくりにもおおいに役立つ
|編集後記|目次|
医療再生 脱「医療の商品化・患者の消費者化」
後期高齢者医療制度の不安につけ込む終身医療保険攻勢、特定健診・特定保健指導による肥満者差別につけ込むメタボ特需――グローバル医療保険市場に奉仕する受け身の消費者から、健康自給の暮らしと地域をめざす当事者へ。
ギョーザ事件から何が見えたか 食・労働・家族のいま
監視や罰則の強化で食の安全・安心はまもれるか。事件は新自由主義グローバリズムがもたらした食と労働のダンピングの必然的結果。また偽装をもたらしたのは生協や老舗の企業への変質。地域における食べ手とつくり手の「支え合い」、「暮らしをつくる家業」としての農家と老舗の「継続」に学ぶ食・労働・家族の本質的再生。
食の自治から暮らしの自治へ 他人事から自分事へ
ライスショック、自給率低下、食品偽装と、つのるばかりの「食の不安」。一方で、鳴子の米プロジェクト、食の文化祭、子どもがつくる弁当の日、みそ汁の日など、「地元」に根ざした食の活動はますます元気。地元とは、食のつくり手、食べ手が「消費者」「生産者」ではなく、「家族」「住民」として、「自分事」として、自己決定する範囲。足元の「食の自治」から「暮らしの自治」「地域の自治」まで見えてくる。
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