生物科学トップ>バックナンバー>巻>第51巻 第1号(1999年5月)〜第51巻 第4号(2000年2月)
第51巻 第1号 1999年5月 |
[特集]兵隊アブラムシをめぐる諸問題(1)
辻 和希:真社会性動物発見ラッシュの後で
秋元信一:兵隊アブラムシ研究の進展と今後の展望
柴尾晴信:兵隊アブラムシの社会構造と真社会性の維持機構
深津武馬:兵隊アブラムシの系統と進化
池原健二:生命の起源についてのRNAワールド仮説は正しいか?
―生命は蛋白質ワールドから生まれた!―
書評:『貝のミラクル』
『温暖化に追われる生き物たち』
『サクラソウの目』
『心の先史時代』
『コウモリ 進化・生態・行動』
『考えるサル』
『テントウムシの自然史』
第51巻 第2号 1999年7月 |
[特集]兵隊アブラムシをめぐる諸問題(2)
新垣則雄:カンシャワタアブラムシのコロニー防衛術
黒須詩子:ツノアブラムシのゴールと社会性
青木重幸:アブラムシの兵隊は不妊か?
小林 哲:通し回遊性甲殻類モクズガニEriocheir japonica(de Haan)の生態
―回遊過程と河川環境―
河野和男:進化は末広がりなのか?
―甲虫類の高位分類群の歴史から見たネオダーウィニズム考―
三中信宏:ダーウィンのあどけない悪戯? 系統樹のある過剰解釈について
―河野和男氏への批判的コメント―
書評:『大雪山のナキウサギ裁判』
『奪われし未来』
『虫たちがいて,ぼくがいた』
『食虫類の自然史』
『動物の生態』
『動物個体群の生態学』
第51巻 第3号 1999年11月 |
[特集]生物分類学は何を目指すのか?(1)
三中信宏:ヒトが種をつくる−種問題のもう1つの根本的解決(1)―
横山和成:分類群は無くても土壌細菌群集の多様性をはかることができる
野田博明:ウォルバキア 利己的遺伝子、病原体、そして相利共生者
渡部 元:分類学の基礎(1):「ERNST MAYRの分類学的推論」の形式化
松代愛三:O157の分子生物学
上野吉一:動物福祉からみた動物実験の将来像
汐見信行・鬼頭俊而・上田英二:淡水産シダ・アゾラの収集、保存および利用
書評:『利己的なサル、他人を思いやるサル』(小田亮)
『人間機械論:発情するホモ・サピエンス』(小田亮)
『小蛾類の生物学』(小汐千春)
『マシンの園:人工生命叙説』(松田裕之)
第51巻 第4号 2000年2月 |
[特集]生物分類学は何を目指すのか?(2)
村上哲明・谷田辺洋子:結合的種概念とシダ植物の分子α-分類
三中信宏:ヒトが種をつくる―種問題のもう1つの根本的解決(2)―
渡部 元:分類学の基礎(2)「形式化された分類学」の無矛盾性、完全性証明にむけて
三浦慎悟・堀野眞一:ツキノワグマは何頭以上いなければならないか
―人口学からみた存続可能最少個体数(MVP)の試算―
武部 豊:東南アジア地域におけるHIV流行の分子疫学
―アジアにおけるエイズ流行はいかにして形成されたか―
書評:『ホヤの生物学』(藤原晴彦)
『小笠原自然年代記』(可知直毅)
『よみがえれアサザ咲く水辺』(矢原徹一)
『進化論を拒む人々』(V. L. カーペンター)
『ミツバチの知恵:ミツバチのコロニーの社会生理学』(辻和希)