生物科学トップ>バックナンバー>巻>第49巻 第1号(1997年7月)〜第49巻 第4号(1998年3月)
第49巻 第1号 1997年7月 |
[特集]擬態の生態学
上田恵介:擬態再訪
大崎直太:メスにのみ擬態型が現れるチョウのベイツ式擬態
海野和男:昆虫の擬態と擬死
有田 豊:スカシバガとハチ擬態
大場信義:驚異の世界―ホタル擬態―
桑村哲生・狩野賢司:魚類の種内・種間擬態
森 哲・長谷川雅美:爬虫類における擬態―サンゴヘビ擬態をめぐって―
上田恵介:赤・白・黒は危険信号?―鳥の警告色と擬態―
談話室 遠藤秀紀:大学博物館はMuseumになり得るか?
書評:『大学博物館―理念と実践と将来と―』
『野外実験生態学入門』
『ダーウィンの時代:科学と宗教』
第49巻 第2号 1997年10月 |
[特集]生物多様性の保全を目指して
三中信宏:外なる多様性,内なる多様性
鷲谷いづみ:植物の保全生態学の今
―「遺伝子から景観まで」を視野に入れた総合科学に―
冨山清升:日本の地域自然破壊とその保護の現状―小笠原諸島を例にして―
寺山 守:多様性保護の視点からの環境保全―アリ群集を用いた研究例を中心―
樋口広芳・森下英美子:野生動物保全の新しい試み
浅見輝男:日本学術会議および自然保護研連について
本多久夫:動物の形を考える―上皮シートの袋・階層構造・自己構築1―
溝口 元:ナポリ臨海実験所における日本人研究者の活動
紙碑::薄井益雄(1911─1997)
書評:『高山植物の生態』
『哺乳類の生態学』
第49巻 第3号 1997年12月 |
[特集]植物と昆虫のインターラクション
辻和希:植物と昆虫のインターラクション―日本における群集生態学の展望―
大河原恭祐:アリによる種子散布の適応的意義5
市岡孝朗:アリとカイガラムシ―個体群の特性に影響を与える共生関係
和田直也・村上正志:ミズナラの更新パターンと動物との相互作用
川崎 健:海洋生物資源の管理とIUCNの新レッド・リスト・カテゴリー
―とくにマグロ類をめぐって―
本多久夫:動物の形を考える―上皮シートの袋・階層構造・自己構築q―
金田秀貴・設楽浩志・林純一・米川博通:ミトコンドリアDNAの母性遺伝
―精子由来のミトコンドリアDNAはどうなるのか―
談話室 佐倉統・松野孝一郎:生物学を振り返る―ISHPSSB 1997参加報告―
書評:『世界のオサムシ大図鑑』
『スズメバチの科学』
第49巻 第4号 1998年3月 |
[特集]甲殻類の形態・生態・生活史の多様性(1)
橋詰和慶:序 甲殻類から世界を見渡す―甲殻類の形態・生態・生活史の多様性―
塚越 哲:体節からわかる貝形虫類の進化
生田享介・牧岡俊樹:甲殻類の卵巣構造と卵形成様式の多様性―鰓尾類チョウを例に―
田中克彦:ウミクワガタ研究の現在
青木優和:フクロエビ類の移動についての謎
朝倉 彰:十脚甲殻類のペアで見つかる種のオス・メス関係
紙碑:八杉さんと生物科学をめぐって(沼田真)
書評:『総合的害虫管理』(鈴木信彦)
『蟻の自然誌』(寺山守)
『アマゾンの畑で採れるメルセデス・ベンツ』
退任の挨拶:小原秀雄