月刊 現代農業
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7月号の主な記事(予告) 6月5日発売

■巻頭特集 スギナ・ギシギシ・クズ……厄介な多年生雑草は地下を叩け!/雑草の根っこ探検隊が行く/地下部をヘトヘトにさせる防除のタイミング/アゼ・法面は覆って叩く/雑草で地力診断

■くらし・経営・地域 キュウリの秘めたる力/火傷・切り傷の特効薬にキュウリの発酵液/そだててみよう! 誰でもできる鉢植えアボカド/農家の第三者継承

■稲作・水田活用 低コスト・クズ米知らずのへの字&深層追肥栽培/乗用施肥機でラクラク深層追肥/入排水をラクに、確実に

■野菜・花 インパクト大の4色アスパラ/トマトのソバージュ栽培/サトイモの水田栽培/トルコギキョウの開花が揃うRTF苗

■果樹 夏に高接ぎ! 春じゃなくても活着良好/ナシ 夏季ジョイントは枝が折れにくくてラク/新連載 ブドウの新短梢栽培

■山・特産 タラノメ 春だけじゃもったいない、夏切りで稼ぐ/ミツバチ 採蜜のやり方

■畜産 牛の分娩兆候を見逃すな 尾の付け根・乳房の変化を見る、昼間分娩/ガチョウ・アイガモ 孵卵器の使い方

■機械・道具 トラクタ作業機に反射シール、夜でも安全走行

編集後記

▼殺虫剤は1000種類以上ある! ちんぷんかんぷんになるのは当たり前。でも、自分の持っている農薬を「RACコード」で分類するだけで、おおまかな特徴が掴めるし、不要なものも見えてくる。無駄な農薬を使わない近道は、まず分類から。(石川)

▼海底火山で生き延びた凄みに、土中の者どもが居住まいを正す!? 常温下で自身は増えないのに、周囲の微生物バランスを整えてしまう不思議な力。サツマイモ基腐病(145頁)まで黙らせたなら、まさに産地の救世主だが……(114頁)。(伊藤)

▼ダニやスムシが深刻な脅威になっている。薬を使わず退治し、健康な蜂群をつくることが解決につながる(口絵、248頁)。ぜひ実践結果をお教えください。同様に牛白血病対策(264頁)も待ったなし。(五十嵐)

▼農薬について徹底的に調べたという小原さん(88頁)。じつは学び合いの仲間がいたことも大きな力だったそう。農薬を知るにはどうしてもお勉強が必要だが一人じゃ辛い。今月号を使ってぜひ学び合いを。(小河)

▼2013年に「えひめAI 列島増殖中」という特集を組んだ。その勢いは衰えず、山形県寒河江市でも目下「増殖中」(101頁)。野菜苗農家や食用ギク農家など、『現代農業』の輪が広がってうれしい。(川﨑)

▼浸透しつつある「RACコード」をフル活用しよう、という企画(42頁)。ローテーションはもちろん、農薬の性格を知って、ピシャッと効かせるヒントになりそうだ。(山下)

▼SSはとっても高価で私には一生縁がなさそうだ。金額に見合う効果を得るには、観察眼とそれに合わせた調整が必要になる(232頁)。ぜひとも乗りこなしてもらいたい。(柳島)

▼宇根さん(181頁)の言う「まなざし」を1カ月考え続けた。箱粒剤、一発肥料、スマート農機……。作業がラクになるのは大歓迎だが、田んぼを回る機会や、イネを見る目が奪われてしまうなら問題だ。(渡邊)

▼春播きタマネギの腐敗病(248頁)。じつはアザミウマが病原菌を媒介するのではなく、食害痕に落ちる「雨滴」が発病の原因! まさか雨水に細菌が潜んでいるとは驚いた。(青山)

▼庭先の楽しみ果樹は、高井さん曰く「病害虫にとってのグルメな高級レストラン」。お〜なるほど! 専業農家じゃなくてもできるお手軽撃退術、集めました(118頁)。新しい部署でも農家を応援します。(阿部)


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