▼[特集]
特集:シンプル・ワクワク・基礎基本
シンプルはワクワクにつながる…… 石井良子
稲わらから紙ができた!!…… 齋藤栄美・丸山三恵子
簡単なものに基本がある……新村彰英
加工では意欲を引き出す素材選びを……戸田典孝
作る、着る楽しみのあるスエットパンツ……小野田祥子
水稲栽培のはじめに……下保敏和
衣服製作の基本「ピローケースづくり」……渡部ゆかり
育てた大豆でとうふづくり……真山栄子
【実践記録】一杯のご飯を得るための米づくり術……藤木勝
【論文】フレスコ画技法の伝承……杉本充
技術・家庭科の授業時間が短くなった。また、免許がないのに技術・家庭科を担当する(させられる)先生も、多くなっている。どんな教材を取り上げればよいのか、悩む先生方も多いのでは。子どもたちに伝えたい基礎基本を精選して盛り込めば、実はシンプルな教材ほど、子どもたちはワクワクして乗ってくる。今月号は、そんな教材を取り上げた。
丸太材の写真立て、簡単な額縁も、身近な題材だから、きれいに仕上がれば単純な作品でも子どもたちは興味を示す。また、簡単なスエットパンツも、「スキー教室でファッションショー」と盛り上げれば、子どもたちは競争して製作に挑むようになる。
製作手順のシンプルさだけでなく、自分で育てたものを自分で調理して食べるという、生活のシンプルな流れに乗った授業も、子どもたちを引き付ける。今月号では、稲・大豆をテーマに取り上げた。
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