▼[特集]
特集:素材を生かしたものづくり
練馬大根で沢庵を、青首大根でカクトゥギを…… 瀧口裕美子
小さな鰯が大きく語るみりん干し……森明子
バックルは光る……太田考一
身近な素材を生かした鋳造の授業……高橋清
真の素材をつくる農業を考える……遠藤昌文
国産無垢材を使って家具づくり……永田健一
佐渡さっこりに学ぶ……石塚絹代・坂本典子
【教材研究】教材としての可能性を探る(3)―鍛冶と文学……藤木勝
【論文】技術科における情報教育の再構築……鈴木賢治
【論文】校内イントラネットの構築と教育的活用…… 塚田秀和
【授業研究】歌謡曲に見る食と農……乳原律
手先が不器用、集中力がないといわれる子どもたちも、金属を磨く・切る、木を削る、糸をよるなど、素材と直接触れ合う活動には、生き生きしだす。子どもたちの抱える、この人間労働の根源的な欲求に火をつけるような、「素材を生かしたものづくり」の実践事例を集めた。
ただ大根ではなく品種を使い分けて食品加工、魚に丸ごと触れられるみりん干し、磨いてよし・使い古してよしのバックル、などの授業事例のほか、作物の自然力を生かす農法を実践する農家、国産無垢材にこだわる家具職人、佐渡さっこりをつくる織物家など、素材を生かす地域のものづくりの事例も掲載。
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