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情報教育と技術教育の差異……小柳和喜雄 生徒が生き生きとプログラミング学習するための工夫……後藤直 情報教育を避けてきた人こそ情報教育へ……石川高行 コンピュータを使って模型飛行機を作る…… 吉川裕之 コンピュータ支援を生かした構想のまとめかた……長沢郁夫 表計算ソフトで楽しむ「K式6つの食品群表」……北野玲子 【実践記録】腰振りロボットの製作……上田正彰 【論文】アメリカの技術・職業教育の動向(1)…… 横尾恒隆 どうしても「情報」の分野を好きになれない先生方が多いのではないだろうか。授業時間が短くなるなかで「情報」がものづくりの時間を圧迫する、ソフト重視の教科内容編成でせっかく身に付けたプログラミング技術を生かせなくなったなど、理由はさまざまだ。しかし、情報派かものづくり派か、プログラミング派かソフト派か、といった2項対立型の思考では、情報化波に飲み込まれようとしている子どもたち現状に立ち向かう情報教育はできない。 問題を打開する鍵は、過去の作品のデータベースから生徒が作品づくりのアイデアをいただく、生徒が模型飛行機の設計にパソコンを活用するなど、生徒の表現力を引き出し、膨らませる道具としてパソコンを使う技術を身に付けることだ。また、簡単なプログラミング技術を知っていれば、授業展開の幅がグッと広がる。 「『情報』の基礎・基本とは何か」を考えるためにはうってつけの号だ。
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