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評価から家庭科の授業を考える…… 野田知子/伊深祥子/菅野久美子 東京都における「絶対評価」の導入状況とその影響……岸田興治 高校入試の選抜資料に「観点別評価」とは…… 谷口学史 評価とその課題…… 野本恵美子 「絶対評価」の問題点と解決への手がかり…… 大津悦夫 教育課程作りの意義と課題……柴田義松 教育行政の歪みと苦悩する教師…… 編集部 【実践報告】パソコンによる音の設計から製作へ……金子政彦 【論文】教基法「勤労と責任を重んじ」に込められたもの……池上正道 【論文】フランスの職業教育(2)……ジル・デルメール 評価の方法が、「相対評価」から「絶対評価」にかわって2年目。観点別評価など、細かい評価方法が指導されているが、事務が煩雑になるだけで、子どもの能力を正当に評価している手応えがない、という悩みの声を聞くことがまだ多い。こうした「絶対評価」の問題点を追究するだけでなく、誰のため、何のための評価なのかという、基本的な視点から評価を考える特集。 絶対評価が教育現場でどのように実践されているのか、できそうでなかなかできない情報交流。そこで、東京都の実態を具体的に報告。一見、客観的なようでいて教師の主観に流れやすい評価基準、受験制度を維持したままでは現場を混乱させるだけの実態などが明らかにされる。さらに、問題点を指摘するだけでなく、実際の授業でさまざまな評価方法を検討してみた。そこで明らかになったのは、授業を変える資料として評価を活用すれば、教師も生徒も授業が楽しくなるという事実だった。 そのほか、評価を教育史・教育学的に考察する専門家の論文も掲載されている。
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