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教科の学びとどう関連させるか……編集部 クイズと実演による総合学習のプレゼンテーション……榎本桂子・向山玉雄 「歯と口の健康づくり」の実践……城島勝 カレーライスの博士・鉄人になろう……大山あけみ おおらかに食と農の取り組みを……藤木勝 技術・家庭科の技術を生かす……石井良子 生徒のアイデアを生かす総合的な学習の……森田裕子 【論文】葛飾北斎信州小布施来訪の考察……山嵜實 【論文】インドネシアの職業教育(2)……田尻敦子 総合学習が完全実施されるようになって、技術・家庭科では、教科の授業時間より総合の時間のほうが長いことがはっきりしてきた。総合に飲み込まれず、といって教科と総合を対立させるのでもなく、教科と相互刺激し合う総合のあり方を考える。 家庭科を発展させた形の総合学習「そば」は、栽培から手打ち、調べ学習まで行なうもの。それだけでなく、クイズ・実演など発表でも生徒のアイデアを生かすことで、次年度の意欲へもつながった(榎本・向山記事)。家庭科教師の指導する総合「環境」は、ジオラマづくり・ソーラーカーづくりなど内容は技術科さながら。しかし、考え方や方法論では家庭科と繋がる側面がある。栽培し食べる総合は、教科では生き生きできない子どもたちが、力を発揮できる場ではないか。 教師も生徒もエネルギーを十分に発揮できる段階ではまだないが、総合の問題点、さらにそれを乗り越える可能性も具体的に見えてきた。
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