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2002

10

▼[特集]
特集:どうする絶対評価の通知表・内申書

教育的評価からほど遠い国政研の評価……鶴田敦子

絶対評価でも柔軟に授業計画を…… 後藤 直

どうするこれからの授業……金子政彦

問題点は議論する体制づくりを……藤木 勝

混乱は自由な発想のチャンス……石井良子

「勤労体験学習」の現状と課題……安田喜正

「1」「2」をなくすのが教師の仕事……亀山俊平

生徒による授業評価から考える……内糸俊男

「評価方法の改善」で教育の画一化?……飯田 朗

授業に生かす評価……水口大三

清原道壽先生を偲ぶ……諏訪義英ほか


 新指導要領で、評価の方法が変わった。相対評価から絶対評価への変更である。本来ならば、子どもの学力に合わせて、到達度を正確にはかれる方法のはず。ところが、何だか違う、おかしいぞ、という声が教育現場から聞こえてきた。そこで、評価の実務を終えたところで、各現場からの発言を集めた緊急特集を組んでみた。
 問題の焦点は、新しく導入された評価法、関心・意欲・態度などの4つの観点別評価にある。この観点別評価の基準が曖昧で、評価実務が煩雑なうえ、結局、相対評価と変わらない結果になるという。
 そのため、授業中も評価を気にするようになった、教師の主観が入りやすく子どもの納得を得にくい、ともかく評価が面倒だ、という現場の声が噴出している。しかし、相対評価か絶対評価か、という二者択一の問題なのだろうか。
 肝腎なのは、子どもの意欲・想像力を引き出す授業をどう仕組むか、そのための評価方法を一人ひとりの教師が、どう作り出すかである。


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