▼[特集]
特集:「情報とコンピュータ」の授業構想
技術科の独自性を主張する情報技術教育……亀山寛
情報・コンピュータ教育を再考する……金子政彦
学びを変える情報ボランティア……糀治公
さらに広がるインターネットの世界を体験しよう……堀内祥行
<第50次全国大会報告>
【記念講演】学びのカリキュラムつくり(4)……佐藤学
【論文】技術の歴史を学ぼう……藤村哲夫
【実践報告】コメを作りながら農業の現実を学ぼう……吉田功
【実践記録】発掘調査による技術の秘密……関俊明
新指導要領のもとで、「情報とコンピュータ」が教科書の半分を占めることになる。単にリテラシーを教えるだけの授業にしないために、何をどう教えればよいのか。現実の授業で実践できそうな可能性を多様な側面から追究した。
プログラム・制御が選択になってしまった。しかし、ここで気落ちせず、Power Poinntを使ってプレゼンテーション作成を目差せば、ミニ4駆の感覚でプログラム学習ができる。また、「ものづくり」と「情報」は結びつけられないのか。コンピュータを使ったカレンダー・パイプチャイムの作成から、教材開発の糸口を考えてみた。さらに、コンピュータによる作品づくりという枠を越えて、インターネットによるテレビ会議を導入して、コンピュータの基礎・基本を学習した事例を提示。
情報教育をすべて教師だけでやろうとすると無理が出る。情報ボランティアを活用すれば、ふるさと学習の発想の幅を広げることができる。
多様なアイデアの検討から、自らの進む道が見えてくる。
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