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CONTENTS
2002

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技術教室2002年1月号

▼[特集]
特集:これからの技術・家庭科の授業

技術・家庭科の改革を試みる…… 金子政彦

中等教育学校における新カリキュラム構想…… 吉川裕之

ものづくりと情報をどう結合するか…… 水口大三

情報活用は体験学習である…… 後藤直

地域に根ざした題材を生かす…… 内糸俊男

<第50次全国大会報告>

【記念講演】学びのカリキュラムつくり(3)……佐藤学

【特別講座】宇宙開発と技術教育……片木嗣彦


 いよいよ新指導要領が、4月から実施される。授業時間数削減、領域の廃止、情報分野の大幅導入、総合への対応など、新しい内容・事態に基づいてどう授業をつくり出していくか。教科潰しの前触れと警戒する前に、この転換を機に、従来以上に子どもたちの欲求に根ざした授業を目差したい。その視点として、(1)素材との出会い、(2)道具との出会い、(3)地域の人との出会い、(4)自分の発想によるものづくりを提起。
 とくに技術科では、情報分野が教科書の半分を占めることになる。ものづくりの時間が減ると心配するより、ものづくりと情報を結合したカリキュラムを自分でつくってみよう。また、コンピュータは情報を集める道具と考えれば、どのような情報を集めるのかクラスで議論させるのも、技術教育らしい学習だ。
 去年は枯らしてしまったバケツ稲だが、今年は、(1)教師・地域の農家と収量を競う、(2)種から苗を育て観察・記録させる、(3)地域の農家の話を聞く、ということに気をつけたら、子どもがガゼン意欲を出してきた。技術・家庭科が蓄積してきたことは、総合学習のレベルアップに大変役立つ。いまこそ、技術・家庭科が求められている時代だ。


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