▼[特集]
総合学習をめざす実践
高校・総合学科と家庭科…… 皆川勝子・田中弘子
課題設定しやすいペットボトルの養液栽培…… 高橋恭一
生徒の実験精神を生かす「土と生活」…… 石井良子
身近な「川」から地域の環境を調べる…… 城島勝
地域の教育力を生かした「瓜連生き生きタイム」…… 菊地義光
地域意識をもたせる養護学級の取組み…… 岩崎和泉
「食」からどんな世界が見えるのか…… 工藤晴美
いよいよ来年度からはじまる総合的な学習の時間。それぞれの学校で試行の実践はお進みだろうか。育てる・食べる・地域を知るなどをテーマに、総合的な学習への試行に取り組んでいる中学校を中心とした実践報告。
子ども一人ひとりが課題を設定し、追究するという総合的な学習の特徴を生かせる教材がある。 それは、ペットボトルを使った養液栽培。管理しやすく、観察も楽なので課題研究には最適だ。土、種子、道具などの条件を整えれば、作物を育てるのは総合的な学習にピッタリ。
ジャガイモの植付けは、切り口を上にする下にする? こんな単純な設問から子どもたちの探求がはじまる。地域のなかから子どもの手応えのあるテーマを見つけだすにはどうするか。ウェビングマップでテーマ発見する方法を解説。またテーマ決めを援助するもう一つの方法として、「食のフォーラム」の事例を紹介。
そのほか、高校や小学校・養護学級の取組みも紹介している。
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