鳥取

江戸時代 人づくり風土記 31

ふるさとの人と知恵 鳥取

著者 会田雄次・大石慎三郎監修
ISBNコード: 4-540-94083-X

鳥取は小さいけれど勤労者世帯の実質収入など豊かさ指標では全国トップクラス。その秘密は江戸時代から築かれてきた多彩で高度な産業構造と、日本海通運によって培われてきた情報感覚にある。小国の英知の集大成。


目次

前章 近世の鳥取

  1. その地域振興の足どり 大石慎三郎・福井淳人・吉田豊

第1章 自治と助け合いの中で

  1. 鳥取・米子・倉吉、3つの城下町の建設と発展 松尾陽吉
  2. 亀井茲矩の朱印船貿易と産業振興 山根幸恵
  3. 大谷・村川家の竹島渡海事業 船越元四郎
  4. 西廻り開運と因伯の港町 船越元四郎
  5. 鳥取藩の請免制と農民、そして元文・宝暦一揆 福井淳人
  6. 北条砂丘の新田開発ー砂丘に命をかけた桝田新蔵 宇田川弘
  7. 弓ヶ浜半島の米川開削ー不毛の広野へ水を引いた人々の苦心 畠中弘
  8. 鉄山公害と下流域農民 影山猛
  9. 信仰の別天地大山領ー地蔵信仰で賑わった山 畠中弘
  10. 杉の美林を育てた若桜と智頭の林業 大北英太郎

第2章 生業の振興と継承の中で

  1. 砂鉄採取とたたら製鉄 影山猛
  2. はぜ?の生産を奨励して成功した鳥取藩 福井淳人
  3. 大山詣りと牛馬市 松尾陽吉
  4. 綿花・綿織物の生産と流通 松尾陽吉
  5. 漁業の技術革新ー多彩な漁法の発達 吉田政博
  6. 鰯漁と干鰯の製造販売 吉田政博
  7. 伊平貝漁業と干し貝の移出 山根幸恵
  8. 人参など薬用植物の採取と栽培 船越元四郎
  9. 全国トップの産地、倉吉の稲扱千刃 薮中洋志

第3章 地域社会の教育システムの中で

  1. 藩校尚徳館の創設と発展 山根幸恵
  2. 熊谷道伸・子貞父子と修道館 長岡健二
  3. 伊藤宜道と溝口郷学 小田隆
  4. 景山粛と景山塾ー幕末の志士たちを育てた異色の塾 早川時夫
  5. 日本最初の欧和辞典『ハルマ和解』 森納
  6. 因伯の地域に根ざした寺子屋教育 篠村昭二

第4章 子育てと家庭経営の知恵

  1. 商人の道を実践した鹿島家とその家訓 船越元四郎
  2. 農民の活力を呼び起こした円通寺の人形芝居(人形操り) 須崎俊雄
  3. 酒津のトンドー少年のみそぎ行事 須崎俊雄
  4. 春を呼ぶ用瀬の流しびなとひな祭り 須崎俊雄
  5. 若連中が主宰し活躍する城山神社の祭礼 山根幸恵
  6. 狐持ち迷信とのたたかい 川上迪彦
  7. 農耕儀礼にみる豊作への礼り 川上迪彦

第5章 地域おこしに尽くした先駆者

  1. 米村所平と安田成信の農政改革 松尾陽吉
  2. 赤碕築港に生涯をかけた岡田茂三郎 小谷恵造
  3. 245年をかけて完成した佐野川の開削 杉本良巳
  4. 伊王野担の医学・洋学とその足跡 宇田川宏
  5. 種痘の普及に尽くした原田兄弟と鳥取藩 妙泉弘宣
  6. 学問に打ち込み優れた著作を残した学者大名池田冠山 小谷恵蔵
  7. 今井芳斎(兼文)ー医業から書店と出版業に 杉本良巳
  8. 六尾反射炉と武信潤太郎 橋本正之
  9. 伯耆の漂流民利七の幕末海外体験 妙泉弘宣

資料編

  1. 江戸時代50科(31)飛砂との闘い 福井淳人
  2. 鳥取の江戸時代年表 福井淳人・船越元四郎
  3. 江戸時代鳥取の物産一覧
  4. 江戸時代鳥取の主な文献資料 船越元四郎
  5. 索引
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島根

江戸時代 人づくり風土記 32

ふるさとの人と知恵 島根

著者 会田雄次・大石慎三郎・内藤正中監修
ISBNコード: 4-540-94102-X

古代には大陸の門戸、近世には日本海通運の要衝として栄えた島根の地は、江戸時代を通じ独自な生活文化をじっくり育みながら、全国から評価される多くの人材、名品を生み出し続けてきた。その多彩な情報受発信の知恵。


目次

前章 近世の島根

  1. その地域振興の足どり

第1章 自治と助け合いの中で

  1. 松江の城づくり町づくり 松江
  2. ”芋代官”と敬われた石見の井戸平左衛門正明 石見
  3. 松江藩の藩政改革と天明の大一揆 出雲
  4. 老中松平周防守の国元での藩政改革 浜田
  5. 紙で大きな収益をあげた津和野藩の産業開発 津和野
  6. 隠岐コンミューンを実現した騒動と自治政府 隠岐
  7. 漂流民の救助を通じて日朝交流 各地

第2章 生業の振興と継承の中で

  1. 石見銀山の盛衰、大久保長安の銀山振興策 石見
  2. 何よりも出雲に利益をもたらした雲州木綿 出雲
  3. 石州半紙と遠田表で農山村に産業振興 益田
  4. 長崎俵物のあわびとなまこが中心だった隠岐の漁業 隠岐
  5. 大きな利潤をあげた藩営専売事業、木実方と人参方 松江
  6. 農鉱一体で形成された和鉄の主産地奥出雲 雲南
  7. 城下町浜田の繁栄を支えた北前船 浜田
  8. 唐人窯と日常生活雑器の石見焼 石見
  9. 時代を先取りした石見銀山の鉱害対策 石見

第3章 地域社会の教育システムの中で

  1. 藩祖以来の長い歴史を持つ松江藩校、修道館 松江
  2. 浜田藩の藩校、長善館と小篠御野 浜田
  3. 多くの人材を輩出した津和野藩校、養老館 津和野
  4. 今も受け継がれる出雲大社の杵築文学 出雲
  5. 地域医療に貢献した西洋医学を学んだ村医者たち 各地
  6. 庶民の教育ニーズにこたえる寺子屋教育 各地
  7. 松平不昧(治郷)の茶の湯の神髄 松江
  8. 隠岐の若者の心をとらえた攘夷運動の原点 隠岐

第4章 子育てと家庭経営の知恵

  1. 豪壮華麗な船渡御祭、ホーランエンヤ 松江
  2. 重税に負けない増産を提唱した農民、源八 出雲
  3. 地方役人が描いた理想的な農民像 出雲
  4. 土着の実学者、石田春律の『百姓稼穡元』 江津
  5. 過酷な日常を心穏やかにと説いた仰誓 浜田
  6. 人の命の尊さを説き続けた学者と僧 出雲
  7. 鉄にたずさわる人々の守護神、金屋子神 出雲
  8. 神話の世界を今に伝える石見神楽 石見

第5章 地域おこしに尽くした先駆者

  1. 神戸川下流域の総合開発に取り組んだ大梶七兵衛 出雲
  2. 富くじ興業で砂防林を完成させた井上恵助 出雲
  3. 飢饉に農民とともに立ち向かった森広幾太と伝兵衛 出雲
  4. 藩ぐるみの密貿易に夢をかけた男 浜田
  5. 世界に誇る算盤をつくった奥出雲の職人たち 奥出雲
  6. 凶作への対応に農民と奮闘した村上考言と忌部正興 隠岐
  7. 隠岐の荒れた山地を蘇らせた原玄琢と藤野孫一 隠岐

資料編

  1. 江戸時代50科(32)江戸時代の茶道
  2. 島根の江戸時代年表
  3. 江戸時代島根の物産一覧
  4. 江戸時代島根の主な文献資料
  5. 索引
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岡山

江戸時代 人づくり風土記 33

ふるさとの人と知恵 岡山

著者 牧野昇・会田雄次・大石慎三郎監修
ISBNコード: 4-540-89009-3

温暖な瀬戸内気候と海陸の交通路に恵まれた”美し国”。豊かな農産物を育み、おだやかな人情をつくりあげる。交易と往来するひとで賑わう港と宿場、内陸と沿海を結ぶ高瀬舟、学問奨励の気風と生産文化の礎を訪ねる。


目次

前章 近世の岡山 

  1. その地域振興の足どり
  2. 豊饒の地、争奪の末に
  3. 岡山藩政にみる儒教にもとづいた理想主義
  4. 時代を先取りした商業的農業の発展
  5. 瀬戸内航路と山陽道を往来した人・物・情報
  6. 内陸と沿海を結ぶ三大河川の舟運
  7. 山間・盆地に根を張る地場産業と地域文化
  8. 新しい時代を予告したさまざまな芽生え

第1章 自治と助け合いの中で

  1. 高瀬舟ー河川交通の主役として 県全域
  2. 矢掛宿ー山陽道の宿場町として繁栄 小田
  3. 児島湾の新田開発ー倉田・幸島・沖新田など 岡山
  4. 下津井湊と北前船ー西廻り航路の中継港 倉敷
  5. 新本義民騒動ー入会地をめぐる百姓一揆 総社
  6. 山中一揆ー51人の犠牲者を出した津山藩領の大一揆 真庭
  7. 森下立太郎ー岡山藩における農兵隊の組織者 岡山

第2章 生業の振興と継承の中で

  1. 藺草の栽培と畳表ー天下の明品「早島表」 都窪
  2. 備前焼ー工夫を重ねて再び脚光を浴びる 備前
  3. 吹屋ベンガラー近代工業のまねできない美しい色 川上
  4. 北房町の鰤市ー江戸時代の連座市から発展 上房
  5. 玉島港と備中綿ーその繁栄を支えたもの 倉敷
  6. 備中売薬ー万代家に伝わる妙薬「反魂丹」など 総社
  7. 中国山地の鉄山業ー村の人びとの生活を潤す 県北部
  8. 倉敷商人の活躍ー白壁と土蔵の町の繁栄を築く 倉敷
  9. 千屋牛ー和牛改良に努めた太田辰五郎の功績 新見

第3章 地域社会の教育システムの中で

  1. 矢吹学舎ー室町時代末期から303年続いた寺子屋
  2. 池田光政と熊沢蕃山ーその政治理念と学問
  3. 日蓮宗不受布施派の信者ー弾圧に屈せず信仰を守る 県全域
  4. 閑谷学校ー庶民教育のための藩営郷学 備前
  5. 黒住宗忠ー太陽信仰を柱とする黒住教の開祖 岡山
  6. 難波抱節と思誠堂塾ー医は仁術の実践者 御津
  7. 赤沢文治ー金光教の開祖と民衆教化 浅口
  8. 山田方谷ー藩校有終館学頭から老中政治顧問へ 高梁

第4章 子育てと家庭経営の知恵

  1. 備中神楽ー古い神事を継承する 県西部
  2. 唐子踊りー民衆レベルの朝鮮文化摂取 邑久
  3. 西大寺の裸祭りー天下の三大奇祭とされる会陽 岡山
  4. 徳山家の家訓ー『農業子孫養育草』にみる教え 真庭
  5. 美作の地下芝居ー村人たちの生活と娯楽 県東北部

第5章 地域おこしに尽くした先駆者

  1. 津田永忠ー新田開発など藩営事業に腕をふるった藩政家 岡山
  2. 寂厳ー悉曇研究に生涯をかけた名僧 倉敷
  3. 湯浅常山ー戦国史談集『常山紀談』を著す 岡山
  4. 古川古松軒ー実地を重んじた地理学者 総社
  5. 大月源ーわが国唯一の女性刀工 井原
  6. 川合忠蔵ー実践的農法を説いて地域振興を図る 井原
  7. 武元君立ー『勧農策』を著し農村の復興に尽くす 和気
  8. 野崎武左衛門ー塩田開発の功労者 倉敷
  9. 平賀元義ー万葉の世界に生きた放浪の国学者 岡山
  10. 犬飼松窓ー三余塾を開いた農民学者 倉敷
  11. 仁木永祐と医学研究場ー民権運動の種をまく 津山

資料編 岡山

  1. 江戸時代50科(33)水ー確保と利用
  2. 岡山の江戸時代年表
  3. 江戸時代岡山の物産地図
  4. 江戸時代岡山の主な文献資料
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広島

江戸時代 人づくり風土記 34

ふるさとの人と知恵 広島

著者 牧野昇・会田雄次・大石慎三郎監修
ISBNコード: 4-540-90015-3

温暖で美しい瀬戸の自然。芸備の鉄山、備後表、安芸木綿、手漉和紙、カキ養殖…沿海部に山間地に探る地域興しと文化。浅野氏の藩政と教育、のびやかな気風が輩出した先達の知恵を掘り起こす。


目次

前章 近世の広島 

  1. その地域振興の足どり
  2. 広島藩・福山藩成立までの激動
  3. 瀬戸内先進農商地域の光と影
  4. 日本海文化との接点 芸北・備北
  5. 豊饒の海をくらしの舞台として
  6. 地場産業のかずかずを築いた創意と努力
  7. 開明の風土が生んだ多彩な学風

第1章 自治と助け合いの中で

  1. 福山城下の町づくりー全国にさきがけ上水道敷設 福山
  2. 朝鮮通信使と鞆の浦ー日朝文化交流の潮待ち港 福山
  3. 享保の大一揆ー三次藩から広島本藩に飛び火 三次・庄原・広島
  4. 社倉と義倉ー災害対策としての備蓄倉 広島・福山
  5. 塩田騒動ー浜子による賃金引き上げ闘争 竹原
  6. 福山藩の天明大一揆ー大規模な農民闘争 福山
  7. 阿部正弘ー幕政・藩政両改革に命を燃やす 福山
  8. 広島藩と明治維新ー長州征伐の舞台となる 広島

第2章 生業の振興と継承の中で

  1. 備後表ー福山藩の財政をささえる特産品 沼隈
  2. 広島湾の牡蠣養殖ー広島の味覚を代表する名産品 広島
  3. 安芸木綿ー広島藩の特産物として発展 県南部
  4. 〔絵と文〕芸備の鉄山業ーたたら製鉄の発展 県北部
  5. 宮島細工ー厳島神社の参詣の土産物 差益
  6. 鞆の津の保命酒ー特産薬酒として珍重される 福山
  7. 広島針ー家庭用縫い針から工業用ミシン針まで 広島
  8. 〔絵と文〕瀬戸内農業ー新開地と綿作・果樹栽培などの発展 県南部
  9. 倉橋島の造船業ーすぐれた造船技術で繁栄 安芸
  10. 〔絵と文〕熊野筆ー行商人が伝えた特産品 安芸

第3章 地域社会の教育システムの中で

  1. 安芸門徒とその指導者ー慧雲門下の学僧たち 県西部
  2. 広島藩の藩校教育ー講学所から修道館へ 広島
  3. 香川南浜ー藩の学問所をしのいだ塾「終業堂」 広島
  4. 頼家の学問ー春水・春風・杏坪3兄弟の業績 竹原
  5. 菅茶山と廉塾ー「学種」の育成に情熱をかけた漢詩人 深安
  6. 矢口来応ー広島に心学の隆盛をもたらす 広島
  7. 福山藩校誠之館ー新時代をめざす教育改革 福山

第4章 子育てと家庭経営の知恵

  1. 花田植えー米づくりのスタートを祝う儀式 山県・高田
  2. べっちゃー祭ー厄をはらい無病息災を願う 尾道
  3. 〔絵と文〕新庄南条踊りー虫送りの行事 山県
  4. 備後の神楽と安芸の神楽ー共同体の祭儀と芸能 県東部・県西部
  5. 吉備津神社のほら吹きまつりー夢を語って笑いあう 芦品
  6. 世量神事ー稲の豊凶を占う世量神社の秋祭り 比婆

第5章 地域おこしに尽くした先駆者

  1. 村上休広ー竹原の甘藷先生 竹原
  2. 多賀庵風律ー広島俳壇隆盛のもとを築く 広島
  3. 吉益東洞ー実証医学を主唱する医療の革命児 広島
  4. 星野良悦ーわが国最初の骨格標本をつくった医者 広島
  5. 頼山陽ー明治維新への刺激になった『日本外史』 竹原
  6. 野坂完山ー村医者として地域医療に尽くした名医 東広島
  7. 江木鰐水ー幕末福山藩の難局に対処した儒者 福山
  8. 葛原勾当ー研究と指導に一生をかけた盲目の箏曲家 深安
  9. 富田久三郎ー備後絣の創始者 福山

資料編 広島

  1. 江戸時代50科(34)瀬戸内の塩業ー全国生産高の大部分をまかなう
  2. 広島の江戸時代年表
  3. 江戸時代広島の物産地図
  4. 江戸時代広島の主な文献資料
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山口

江戸時代 人づくり風土記 35

ふるさとの人と知恵 山口

著者 会田雄次・大石慎三郎・小川国治監修
ISBNコード: 4-540-95084-3

関ヶ原戦後、領国大幅削減の苦境のなかですすめられた産業振興と人材育成。幕府の大坂市場に比する瀬戸内・関門経済文化圏を生み出した防長の人々の活躍の全体像を明らかにする郷土史読本。


目次

前章 近世の山口

  1. その地域振興の足どり

第1章 自治と助け合いの中で

  1. 毛利氏の防長受領と萩本藩・4支藩の成立 各地
  2. 瀬戸内開作の推進ー新田・塩田の造成 瀬戸内
  3. 水防と通船を図る萩城下の治水事業 萩
  4. 灌漑用のトンネル潮音洞を掘削した岩崎想左衛門 都濃
  5. 万治制法によって整備された支配体制と、藩士、領民の生活 各地
  6. 享保の大飢饉、その惨状と救援活動 各地
  7. 特別会計を生かした財政改革、宝暦検地と撫育方の創設 各地
  8. 長州藩の大平の眠りを覚ます天保一揆と天保改革 各地
  9. みずからの開国への大転換となった下関攘夷戦争 下関
  10. 長州征伐をはねのけた人々ー徳川氏の支配に痛撃 各地

第2章 生業の振興と継承の中で

  1. 萩焼の創始と発展ー朝鮮文化を吸収 萩
  2. 塩の生産と流通ー三田尻塩の名声 防府
  3. 藩財政を支えた請紙制と紙漉村の厳しい暮らし 都濃・佐波
  4. 綿花生産と綿織物の発達ー郷村の商品経済化 岩国・大島
  5. 長門北浦の捕鯨の歴史 長門
  6. 製塩の燃料に使われた、長門南部の石炭 宇部・小野田
  7. 官民共同で推進した櫨栽培と?づくり 各地
  8. 北前船の寄港地として繁栄した沿岸諸港 各地
  9. 伊佐の売薬ー置き薬の行商と製造 美祢
  10. 小嶋惣兵衛と鯔網漁業の発展 瀬戸内
  11. 長門国の鉄山業 長門

第3章 地域社会の教育システムの中で

  1. 萩藩学の創生と発展ー山田原欽から藩校明倫館へ 萩
  2. 各支藩が力を注いだ学館と郷学の隆盛 各地
  3. 全国1、2の普及をみせた萩藩各地の私塾と寺子屋 各地
  4. 雪舟の画風を再興した雲谷派画人の活動 萩
  5. 萩藩の村絵図づくりに尽くした有馬喜惣太 各地
  6. 西洋医学を積極的に摂取し活用した萩藩 各地
  7. 富国強兵の要請に応えた幕末防長の洋学と兵学 萩
  8. 志士輩出の起爆力となった松下村塾の教育実践とその影響 萩

第4章 町、村、家の暮らしと文化

  1. 大島久賀村の梯子田と農耕文化 大島
  2. 各地の建造物に作品を残した、大島の石工 大島
  3. 港町豪商の経営姿勢を示す柳井津商家の家訓と店則 柳井
  4. 離島の暮らしを支えた見島牛 萩
  5. 周防山地の山村に生きる「滑問答略記」の世界 玖珂・都濃
  6. オシクラゴウを伝える青年宿の村、玉江浦 萩
  7. 大内文化の優雅な遺産、八坂神社の祇園会と鷺舞 山口
  8. 日本全国に巡業し、人気を博した徳地人形浄瑠璃 佐波
  9. 二所神社の風鎮祭ー二百十日の無事を祈る踊り 熊毛
  10. 7年に1度の厳粛な神迎え蓋井島の山の神神事 下関

第5章 地域おこしに尽くした先駆者

  1. 転換期を生き抜いた藩祖、毛利輝元 萩
  2. 吉川広嘉と独立禅師、領主と亡命僧の出会い 岩国
  3. 徳山藩の再興を果たした奈古屋里人の活躍 徳山
  4. 長州藩中興の祖、毛利重就 萩
  5. 防長古文辞学をおこした儒学者、山県周南 萩
  6. 岩国綿作の開発の功労者、村本三五郎 岩国
  7. 江戸時代の女流俳人、田上菊舎 豊浦・吉敷
  8. 安政改革を推進した周布政之助 萩
  9. 航海遠略策を確立した長井雅楽の波瀾に富んだ人生 萩
  10. 幕末の豪商志士、白石正一郎 下関
  11. 幕末を駆けぬけた若き指導者、高杉晋作 萩
  12. 長府藩製糖業の創始者、永富独嘯庵 下関

資料編

  1. 江戸時代50科(35)志士たちの明暗
  2. 江戸時代山口の物産一覧
  3. 参考文献
  4. 山口の江戸時代年表
  5. 江戸時代山口の主な文献資料
  6. 索引
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