|『自給ルネッサンス』|『帰農時代』|『田園就職』|『田園住宅』|『定年帰農』|
現代農業1999年5月増刊 |
『自給ルネッサンス』 縄文・江戸・21世紀 |
目次
-
21世紀に引き継ぐ縄文文化
- 自然と人間が共生する「森の民の暮らし」
- 再生と循環 縄文リサイクル思想の継承
- 農山漁村には、つい最近まで「縄文文化」が息づいていた
- 国際日本文化研究センター教授 安田喜憲 ・・・・・14
- 貨幣では表現できない豊かな暮らしとともに
多様な生物資源を生かし、守り続けた自給〈サブシステンス〉生産
- ジンバンクや商品生産には置き換えられないものがある
- (社)農村生活総合研究センター研究員 吉野馨子
・・・・・22
- 自然を知ることは生きること
五〇〇種の"暮らしの植物"を知るおばあさんのいる村
- いまも焼畑・狩猟が息づく椎葉の暮らし
- 宮崎県教育委員会文化課 斉藤政美 ・・・・・32
- 里山・小川付きの休耕田、中古の舟を手に入れて
山・川・海も楽しむ定年帰農
- 年金だけで十分やっていける
- 山口吾一郎 ・・・・・40
- 荒れた山林を活かした教育山菜園とグリーンツーリズムの宿
- 元校長先生の山業奮戦記
- 絵と文 大内正伸 ・・・・・44
- 北国の山の自然条件をプラスに転化
村のネットワークで大きく開いた山野草ビジネスの花
- 青森県黒石市、(有)厚目内農園・(株)黒石植物園・・・・・52
- 一二〇〇年の歴史もつ熊野古道の"一隅を照らす"人生
夢はかなって、今年「一〇万人の熊野詣で」
- 和歌山県中辺路町、玉置浅男さん・こまゑさん夫妻・・・・・58
- 港々で異なる魚の好み 男なら捨てる小魚活かして
女性網元の多品目少量販売漁業
- 西伊豆・松崎町 高橋百代さん・・・・・66
- 高知・十和村から宮崎・諸塚村への旅のおさらい
誇るべきふるさとの山野を生かし、まもるには
- 「林地村外流出防止協議会」のある村をたずねて
- 大原計画事務所 大原泰輔 ・・・・・70
- 人がそばをつくるのではなく
そばが人にそばをつくらせる
- ソバの自家裁培にまでのめり込んだ田舎と都会のそば屋の"そば談義"・・・・・76
-
21世紀に引き継ぐ江戸文化
- 自給・自発・相互扶助の「暮らしのネットワーク」
- 世界のなかの寺子屋教育
- 自発と相互扶助の教育システム
- 玉川大学文学部教授 多田建次・・・・・82
- 農協ヘルパー6万人時代
農村の「相互扶助」の文化が21世紀の高齢者福祉を拓く
- 「公」でもなく「市場」でもない協同組合福祉の可能性
- 厚生省社会福祉専門官 蟻塚昌克・・・・・90
- 日本の村の相互扶助
- 生活互助を成り立ちの原理とする村もあった
- (社)農村生活総合研究センター主任研究員 富田祥之亮・・・・・98
- 金のためでなく、働くこと自体が健康・生きがいをつくる
21世紀は「市」から始まる
- 「結」「講」であり「NPO」でもある朝市・直売所 結城登美雄・・・・・108
- 新規就農の家族が成功させたハーブ農園、天然酵母パンの産直・直売所
転機は自家用パンのおすそわけ
- 北海道大滝村・山際さん一家の「はあぶの里」・・・・・116
- 国道三〇キロの間に五つの直売所
競争ではなく協調でこそ互いの個性を発揮
- 青森県三戸郡 ふれあいネットワーク21・・・・・124
- 市を中心に、家族がまわる 地域が動き出す
- 二十年続く、山形県金山町の「夢市」・・・・・130
- 「農業」には、金で買えない面白さがある!
まんじゅうで、有機野菜で、自家製パンで「生き方満開」
- 栃木県益子町 人それぞれの"自給ルネッサンス"・・・・・136
- 五〇代半ばの元デパート販促部長が「生き甲斐」求めて単身赴任
村の台所・共同加工場からの新商品開発
- 宮崎県南郷村「南郷クリエイション」・土屋博長さん・・・・・144
-
ボランタリー経済、地域資源循環の21世紀へ
- 「カネの力」から「人の生き方・コミュニティの力」の時代へ
- 二十一世紀・情報社会の新たな農山漁村コミュニティ
市民起業家が拓くコミュニティビジネスと"互酬"のネットワーク
- 通産省サービス産業課長・余暇開発室長 加藤敏春
・・・・・158
- 自然・人間・経済調和の"エコミュニティ"を創造
21世紀の"温かいお金"エコマネー
- コミュニティ・環境・文化の多様な価値と思いを表現
- 通産省サービス産業課長・余暇開発室長 加藤敏春・・・・・164
- 大都市、大企業に流出しないLETS・エコマネー
地域が自ら発行する「地域振興券」
- パーマカルチャー・センター・ジャパン事務局長
設楽清和・・・・・176
- 「利息のつかないお金」が掘り起こす
人のもつ埋もれた能力、かくれていた地域の資源
- ドイツ・フライブルク市の「交換リング」
- 環境ジャーナリスト 今泉みね子 ・・・・・182
- ホームページ「農のあるライフスタイル&まちづくり」より
地域資源循環型社会めざしてLETS goエコマネー
- 初心者による初心者のためのエコマネー入門
- 赤星栄志 ・・・・・189
- 経済学で「地域の営み」をとらえられるか
- 労働と交換をめぐる新しい慣習をつくりだす地域の創造を
- 哲学者 内山 節 ・・・・・196
- 住民が住民のために住民自身でつくった施設
介護は血縁より地縁 ケアは住民の自給自足
- 東京都町田市 ケアセンター成瀬 ・・・・・202
- 二十一世紀<農業+食料+自然環境=たべもの>の要請に応えて
「NPO!」といえる農協を
- JA神戸市西営農部主幹 本野一郎 ・・・・・208
- 内発的発展・互助と互酬の総合農村協同組合
- 村は村として輝いてこそ都市と共生できる
- 島根大学法文学部教授 保母武彦 ・・・・・216
- アメリカはいま、帰農時代
広がるファーマーズマーケット、定年帰農、食農教育ボランティア
- 弘前大学農学生命科学部教授 神田健策 ・・・・・222
- キューバ有機農業視察団同行記
市民の帰農と地域資源循環有機農業で「食料自立」
- ソ連崩壊・経済封鎖による経済危機を「自給」でのり超え
- 日本農業新聞報道部 児玉洋子 ・・・・・230
- 学校・地場産業・NGOのボランティアから新技術
微風速でも高出力の発電機
- 「モンゴルのために」が「地域のために」につながった
- 菊池修一 ・・・・・240
- 世界が変わる 日本が変わる 集落が変わる
農村には何でもあるぞ! やっぱり「自給」が未来を拓く
- 縄文以来、江戸期以来の「おばあちゃんの知恵」が生きる時代
- 百姓 小沢禎一郎 ・・・・・248
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目次
-
むらの朝市・直売所には、不況を超える「生きがい」がいっぱい
- 人に生き方が変った!まちが元気になった!その?
愛媛県内子町・フレッシュパークからり
産直市場で「使われ農業」が「自分の農業」に変った
- 私の「作品」に、そして私に「ファン」ができた
- 農家 野田文子・・・・・14
- 人に生き方が変った!まちが元気になった!その?
「からり」で輝くわが第三の人生・定年帰農の日々
- ここには「もの・ひと・かね・情報」の健全な循環がある
- 大森昭夫・・・・・24
- 人に生き方が変った!まちが元気になった!その?
もらった辞令は町民株式会社「からり」の支配人
- 一億の「外貨」に農家とお客の思いがこもる 稲本孝寿・・・・・28
- 人に生き方が変った!まちが元気になった!その?
内子の原動力は塾生二七〇〇人の人間力
- 「知的農村塾」の一三年が人とまちを根っこから変えた
- 愛媛大学農学部教授 白石雅也・・・・・34
- おじさんおばさんが元気になった村も元気になった
”伝統文化””生活文化”が年中行事になった!
- 年間公演二六〇回・熊本県清和村の清和文楽の里
- 文楽邑・支配人 兼瀬哲治・・・・・44
- 普及員を辞め、自ら実践した椎葉山中での着想
これからの農業は”自然供給産業”
- 一〇〇%地元産そばこのそば屋・自然と人が共生するビオトープ
- 蒲生宏孝・芳子・・・・・54
- 帰っておいで、「おかあさん」のいる直売所
私たちは「ただのおばちゃん」ではなかった
- 宮城県河北町・かほく旬の市ネットワーク 高橋栄子・・・・・64
- 誰しもが「自給自足」を夢見る時代
百姓の生き方、年寄りの生き方でこの国が変る
- 酪農家 小沢 禎一郎・・・・・68
- 趣味と暮らしの工芸品でネットワークを広げる山の女性たち
-
山口県錦町林業振興会女性部会・藤井キクエ・・・・・76
-
「自給」で生きがい・健康追求
「仕事」もおこす定年帰農
- 三〇〇名のシルバーが、「生きる目標」持ちよる直売所だから
売上げも伸びるし若者の仕事も創り出す
- 週4日の営業で1億6600万円
- 岡山県玉野市・(有)みどりの館みやま・・・・・82
- 産業課時代からホンキで「帰農」
だから私は「定年帰農」じゃない!
- 地元産主義の物産センター・伝統神楽再興でふるさとをまもる
- 大分県清川村 衛藤康晴・・・・・90
- 定年帰農の園芸技師がむらに呼びかけて作った
転作とふれあいのそば道場にお客がやってくる
- 鳥取県東郷町・津村昭正・・・・・98
- 春、退職する私を小さな加工所が待っている
市職員から、朝市・加工グループへの仲間入り
- 宮崎県日南市役所農政課 梅田篤子・・・・・104
- 定年帰農の元教員が私有地開放
2ha、1万本の大ボタン園
- 島根県隠岐島(島後)「一夜ヶ岳に花と緑とやすらぎを」の会
- 永海 丹・・・・・108
- わが子や孫に「ふるさと」を贈れた嬉しさ
28haの牧場主になった肥後モッコスの元・自衛官
- 人と動物がともに暮らすわが農園の日々
- 北海道黒松内町 塚本鉄雄・・・・・116
- 40代では反商業主義の現代寺子屋塾
50代からは完全自給の「ふるさと村」づくり
- 父母や修了生も応援してくれた
- 伸英学園ふるさと村 秋山龍三・・・・・124
- そばを打つ 食材を育てる
足裏の 土踏む力で 健康つかむ
- 玉井信夫・・・・・132
- 計算すれば赤字でも自分と孫の健康のために
もう5年はやりたい家庭菜園
- 毎日2時間の畑仕事と300gの新鮮野菜で糖尿病克服
- 木村 暢・・・・・136
- 「儲け」に囚われ、残された時間を浪費するのは余りに淋しい
坂本龍虹・・・・・140
-
「自給的福祉」を地域に広げる
むらは高齢化社会の先進地域空間
- 自給野菜を持ちよってはじめた直売所が大きく育ち
女性たちの目標は「看られたいように看る自給的福祉」
- 愛知県ひまわり農協「ひまわりたすけあいの会」・・・・・148
- ピアノ演奏も福祉バンクのポイントに
住民参加の福祉の充実が人口も増やす
- 5人に1人が福祉バンクの協力会員・広島県御調町・・・・・156
- 1人暮らしが茶飲み話の出きる茶屋・どこへでも出かける医療
高齢化社会の「元気」と「安心」 自給の町
- 鳥取県日南町「アメダス茶屋」と国保日南病院・・・・・164
- 高齢者福祉は次代につなぐ地域経済を拓く!
スクラップ・アンド・スクラップの公共投資からの脱却
- 神戸市看護大学教授 岡本祐三・・・・・172
-
21世紀は「帰農の世紀」
不況を超える「生き方革命」「田園回帰」
- 「近代のやり直し」から元気を取り戻したイギリス
コテージャーの子として生き方革命・田園回帰がくにを変えた
- 共立女子短期大学教授 山森芳郎・・・・・184
- 未曾有の経済危機を自給で乗り超え
キューバは「帰農」であたらしい国つくりに励む
- 有機農業、市民園芸倶楽部、帰農の促進、農業教育……
- 都市農業研究会 吉田太郎・・・・・192
- インドネシア、タイ、モンゴル……
自耕・自活・帰農の流れはもう誰にも止められない!
- グローバル地域研究所 小松光一・・・・・202
- 朝市・直売所の元気は、マネー経済ではなく「生き方」の元気
生活農林業による「人間開発」と新しい地域社会の創出
- (社)農村生活総合研究センター 富田祥之亮・・・・・210
- 関連サイト:北海道農村生活研究会
- セン教授のノーベル賞受賞に寄せて
生活の改善なくして経済の成長の意味はない
- 経済における「目的」と「手段」のコペルニクス的転回
- (株)富士通総研主席研究員 服部昌久・・・・・220
- 関連サイト:NTTアジアエッセイ
- 究極の生き方を探しに
あなたも「夢のカムイ」牧場へ!
- 21世紀への暮らしのサバイバル・スクール
- 日本能力開発研究所 金子礼子・・・・・226
- 昭和21年の「帰農時代」
思想の転換としての帰農。生活の転換としての帰農
- 柴田義勝・・・・・234
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目次
-
選んでよかった田舎の仕事 こんなに個性が生きている
- 山のばあちゃんたちと「彩農業」十九年
- 農協に辞表を出したら署名運動で役場に引き止められた
- 四国でいちばん小さい町かみかつは元気いっぱい!!
- 徳島県上勝町産業課課長補佐 横石知二・・・・・14
- 耕さない、土は草でつくる、小力の道づくり
- 自らを実験台に兼業農家の小力技術を実証・発信!
- ミカン園まで片道2時間・年間作業日は土日だけの80日
- JA広島果実連広報課/ホンキートンクファーム 道法正徳・・・・・23
- 「あるべき農」「何をすべきか」の押しつけでなく
- 今ある農家の個性を生かす仕事で未来が見えた
- 都市化のなかの農協職員
- JA横浜南経済部営農生産課 矢沢定則・・・・・32
- 続けてよかった「どこへも逃げない、だまさない農協」人のしごと
- 農村が好きで、汗を流すことをいとわない人はJAを目指せ!
- 全国どこの農村にも農協はある
- JA神戸市西営農部主幹 本野一郎・・・・・40
- 歌も生まれる、パワーももらう
- 田んぼのもりと村づきあい
- "はんぱなあとつぎ"仕事を"遊ぶ"
- 大阪府豊能町生涯楽習推進課 桑田良彦・・・・・46
- 本当の明日香は「土の匂い」のする村だった
- 外に出て、はじめてわかった村のよさを都会に発信
- 「棚田ルネッサンス」歌う役場の高内良叡さん(42歳)
・・・・・54
- 農村での仕事をこころざす人々へ
- まなざしのむけ方、こころざしの持ちかた
- 自分の仕事の見つけ方
- 福岡県農業大学校・元普及員 宇根豊・・・・・60
- 「うまいものなし」の大和を丸ごと食と歴史のテーマパークに
- 気負いがないからわかった農業・農村の本当の魅力
- 奈良県専門技術員 稲村和子・・・・・66
-
- 平日は産直団体、土日は実家の農業の相互作用で見えてきたこと
- 大地を守る会 長谷川満・・・・・70
-
「農」で広がる女性の仕事 定年帰農の自己実現
- 国産小麦で天然酵母のパン工房「カントリーグレーン」の片岡さん夫妻
- 自分が納得できるパンを求めて農村に移住
- お客が町からついてきた・・・・・76
- 食品会社の「栄養素士」の仕事に疑問を感じ…
- 本当に伝えたいことを探しに、畑へ
- 食と農のつながり、取り戻したい
- 管理栄養士 嶋本菜穂子・・・・・83
- 木を「仕事の対象」と見るのでなく
- 木のいのち、木のこころがわかる「木の医者」になる
- 女性樹木医・マツの保護士第一号として
- 樹木医・環境緑化コンサルタント 塚本こなみ・・・・・88
- ガンを克服した妻との二人三脚
- 人生再スタートの舞台は農のある「癒しの里」
- 定年帰農と民間療法の拠点づくりをめざして
- 長崎県高来町 野田忠義・・・・・94
- 「農工一体」理念の地域企業も応援
- 定年退職大学教授の仕事は「山師の養成」
- 長野県伊那市・島?洋路さんとMKOAの森林塾
・・・・・102
- 味よし・高栄養・環境にやさしく、地元産大豆の活用に最適
- オカラの出ない「大豆まるごと豆腐」で人生二毛作!
- ミニプラント活用 事業化お手伝いネットワークも始動
- 長野県喬木村・ファミリー食品 羽生嘉伸・・・・・110
- 生ゴミを餌に変える機械で"リハビリ養鶏"
- 廃材鶏舎で廃棄食品を餌に「廃鶏」が有精卵を産む
- 茨城・古河総和シルバー人材センターのいきいき鶏園
・・・・・116
-
「技」を生かして村に住む 村を生かして生かされる
- 過疎の町で「地域住民の足」になりつつ新規就農
- タクシー車内はお客に“農”の知恵授かる「動く学び舎」
- 月々の赤字は自治体が補助
- 川田敬三・・・・・124
- 「出かける医療」から患者の心の奥深くまで「出かける医療」へ
- 地域の農業・環境から健康づくりに取り組む診療所
- 大分市「直耕団 吉野診療所」・中野俊彦先生・・・・・130
- 45haの山の大半が風倒木に!
- 19号台風契機に45歳で工芸家に転じた林業家
- 大分県耶馬溪町・工房「MOKU・MOKU」藤野善則さん・・・・・136
- 転地、転職、大転換
- 写真師から瓦師へ、次にめざすは雑炭師
- 雑焼き師 山田脩二・・・・・142
- これからは田舎の方が絶対おもしろい仕事ができる
- 田舎を探し、仕事をつくる、暮らしを楽しむ
- 広島県美土里町デザインオフィース美土里の森
- 森一紘・・・・・154
- どうする定年移住者の「終末期」
- 心の「孤独死」防ぐには
- 自らも移住者、「別荘村」のデイサービスセンター所長は考える
- 山梨県大泉村 竹原重彦・・・・・160
-
人と自然、村・まちを結ぶ 「新しい仕事」
- 二世代で休校の小学校に移住
- 都市農村交流・子どもたちの農業体験を「仕事」にします
- 広島県加計町・杉の泊小学校・夢の塾 川浦弘貴・・・・・168
- 17年間の参加者1万5000名!
- 自然の中に子どもを放ってガキ大将を育てる「仕事」
- 群馬県上野村・アドベンチャー集団 Do! 代表
黛徳男・・・・・174
- 自然の中での育児を追い求め
- いつしか自分も「山の家」のおやじ、農山村と都市をむすぶプロの案内人
- 群馬県川場町・あるきんぐクラブ山の家、農山村案内人組合
竹内成光・・・・・180
- 滋賀県生まれ、サラリーマン家庭の息子が北の大地にあこがれて
- 手づくり農家民宿コスモス・ファームで根づくまで
- 独学インターネットでお客もついた
- ファーム・イン コスモス・ファーム 芝田剛・・・・186
- 就職先は農業法人 三重県・伊賀の里モクモク手づくりファーム
- 私のしごとは「田舎の企画」!
- 「知る」「遊ぶ」「食べる」をごいっしょに!
- 栗原美愛・・・・・192
- 「就職」ではなく、生きる場としてここを選んだ
- 農的暮らしで人とのふれあい学ぶ研修事業
- 「農芸塾」から「フラワービレッジ」へ
- 花と緑の農芸財団 岡本和恵・・・・・196
- 伊那谷に咲き揃う赤い花のソバ
- 椅子メーカーで景観作物の「育種」にチャレンジ!?
- 長野県宮田村Mタカノの農学博士・北林広巳さん
・・・・・200
- 農業・情報・メディカルの三原色で21世紀の絵を描きたい
- 鴨と情報システムがわが社の販売作物
- 茨城県千代田町・つくば市(株)西崎ファーム
- 社長 西崎敏和・・・・・206
- 公務員からフリーのフィールドワーカーへ
- わが第二の人生“クマ追い稼業”
- 生かして防ぐクマの害
- 日本ツキノワグマ研究所 米田一彦・・・・・212
- しがらみや世襲ではなく、農業をやりたい若者に門戸開放!
- こんな百姓を一緒にやらんかえー!
- 高知県窪川町 有限会社オダタ(高知県)
- ・四万十くじら・四万十くじら福岡(福岡県)
- 社長 小田々豊・・・・・218
- 「山林は公共財」の思いが結んだ
- 十八代目の山持ちと林業ボランティア青年
- 東京都日の出町・羽生卓史さんと「花咲き村」
・・・・・224
全国農業法人 就職・研修受入れ情報
○「農地」がなくても 「農業」はできる!
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現代農業1998年8月増刊 |
『田園住宅』 建てる 借りる 通う 住まう |
目次
- よみがえった茅葺きの家 新潟県刈羽郡高柳町・じょんのびの里
・・・・・口絵夢いっぱいのセカンド・ステージ 定年帰農の家 農都両住の家
- 子どもたちと共同の家を都会に残し
- ふるさとの恵みを満喫 定年帰農の家
- のんびりなどしていられないけどマイペース
- 山口吾一郎・・・・・18
- 10年をかけ、年間40万円で建てた手づくりの家
- こだわりは家族全員の協力とリサイクル
- 自力建築の手応えをかてに今はリタイアへの助走
- 福岡美與・・・・・26
- 「住み崩し」の家 ありあわせの家具たち
- 快適ビンボー暮らしの住まい方
- 容器としての家は簡素に
- 利用術としての暮らし方は豊かに
- 野尻陽子・・・・・36
- 東京・狛江→千葉・大網白里 100キロを通う週末農業
- ふるさとの作物を育てて楽しむ「田園住宅」の日々
- 定年まであと2年と9ヵ月
- 東京都狛江市役所勤務 圖師孝延・・・・・46
- 季節民宿「えびね荘」一家の25年
- 20代で郷里に家を建て 夏だけの民宿に
- 子育ても 週末田舎暮らしも 定年帰農もこの家あればこそ
- 高木葉子・・・・・54
- 週末ごとに姉妹で“帰省”
- 「定年後の20年余」のために建てた高原の家
- 今、わかってきた野菜や土への祖母のつぶやき
- 盆出由美・靖子・・・・・60
- 東京・八王子→岐阜・河合村 通い続けて7年間
- 「東京に行く」のはいつしか「出稼ぎ」気分
- リサイクルでつくったアルミの風呂が「屋号」になった
- 内山あつ子・・・・・66
- 古民家にほれ 40を過ぎて大工の弟子に
- 茅葺きの家を借りて暮らす
- 山梨県・小森薫さん・・・・・72
- 自宅は千代田区六番町 仕事は千葉の花見川 畑と実家は九十九里
- 歯科医一家の週末農業奮戦記
- 両親が残してくれた家と自然を守りぬく
- 飯高道・・・・・78
借りたい 泊まってみたい 田園休暇 週末農業の家
- 滋賀・草津→長野・奈川村クラインガルテン
- 心はいつも帰去来 「畑つくり落第生」の金往日帰
- 見果てぬ夢を追い求め 片道5時間なんのその
- ながわ楽農倶楽部 諸角三男・・・・・86
- 定年帰農で借りるもよし 現役家族の共同利用もよし
- 楽しみ方は家族それぞれ
- 信州四賀村ぼうずやまクラインガルテン倶楽・・・・・94
- お客というより田舎を訪ねる親戚ですね
- 手づくり五平餅を焼くのは自家製の炭
- 長野県浪合村農事組合法人トンキラ村・・・・・100
- 産直交流から就農準備へ
- 体験交流施設で本格有機農業研修を
- 神戸市西区 神出オーガニックコテージ“グランメール”・・・・・106
- 各自無理せずマイペース それでもずいぶん気持のいい汗をかく
- わしらは月イチ素人林業隊
- 埼玉県都幾川村 知足・三和塾
- 石川雄一郎・・・・・112
- ある男の生き方の果てに
- たどりついた「草花村塾」
- 北海道洞爺湖畔 スパファーム昂の郷
- 小松宏光・・・・・118
蘇る 廃校 空き家 遊休農地
地域の「資源」を活かして 定年帰農 農都両住 田園休暇
- 廃校活用施設での宿泊体験が定住への通過点
- 新規定住者が増え続ける山間の村
- 和歌山県那智勝浦町色川地区・・・・・126
- 廃校跡地を地域活性化の砦に
- 自然と伝統活かす住民主体のエコミュージアム
- 広島県高宮町川根地区・・・・・134
- 「おれたちの分校を残そう!!」と解体寸前の校舎を再生
- 農業体験教室、手打ちそば屋に活かして「地域の学校」に
- 山形県金山町「四季の学校・谷口」「谷口がっこそば」
- 代表 庄司博司・・・・・140
- "ないものねだり"はしないで自らつくり出す
- 廃校利用の「大田原自然の家」
- 炭焼き、陶芸、海水豆腐…子どもたちの歓声が戻ってきた
- 自然の家所長 石田輝明・・・・・146
- あのころの"ぼく、わたし"に「おかえりなさい」
- 懐かしの校舎で「おやきの学校」
- 地域の食を次代に都市に
- 大子おやき学校支配人 藤田和博・・・・・152
- 土地を手離したくない農家 土地 を買えない移住希望者を結んで成功
- 菜園と囲炉裏があって1000万円以下の家
- 和歌山県中津村「なかつ村移住者推進協議会・・・・・156
- 福祉・医療も充実、家庭菜園も老人大学も
- 都会からの定年移住で人口が増加に転じた過疎の町
- 兵庫県五色町(淡路島)の熟年誘致団地・・・・・162
- 全国に先駆け高齢者定住を歓迎
- 離島で拓く第二の人生 「シルバーアルカディア」事業
- 兵庫県西ノ島町(隠岐島)の空き家・分譲住宅・宅地分譲・・・・・168
応援します 田園住宅 田園休暇
- 風土が生んだ技術と文化を今に生かす
- 「住み継ぐ」ための民家の再生
- 木の家に蓄積された時間という価値の発見と活用
- 建築家 日影良孝・・・・・176
- かけがいのない住まいの文化を次代に
- 暮らしに活かす環境循環型の家
- 日本民家リサイクル協会への誘い
- 理事長 佐藤彰啓・・・・・188
- 解体、煤落とし、磨き、養生、保管
- 欅、桜、栗の古材に古材なし
- 江戸時代職人の技を未来へ
- 島村葭商店 島村信義・・・・・194
- 「田舎暮らしの家」よくある失敗
- 広すぎる窓、大きすぎる風呂、3つのトイレ
- 都会の家の不満を解消しようとするあまり…
- Mたもかく代表 吉津耕一・・・・・200
- パズル感覚で大きさも間取りも自由自在
- 木のブロックを組んで建てる“つみきハウス”
- トンカチが持てれば子どもでも建てられる
- Mつみきハウス代表取締役 中尾繁男・・・・・208
- ジャッキアップで屋根からつくる
- ドーム型ハウス「ミロクドーム」
- モノとしての家でなく、住み方が価値をきめる
- Mパテントアイランド ドームハウス事業部 鳩野賢一・・・・・215
- 退職帰農の仲間への餞別は
- "電脳農機"アグリパワーと生きたヤギ
- 農のある街ヨコハマ農政マンの粋なはからい
- 森 能文・・・・・222
全国農林漁業体験民宿一覧
・・・・・226
|『自給ルネッサンス』|『帰農時代』|『田園就職』|『田園住宅』|『定年帰農』|
目次
- 相続放棄して逃げた農業を、空の上で見直した
“定年帰農”元自衛隊パイロットの人生フルスロットル!!
- 坂本龍虹・・・・・10
- “神様に一番近い仕事”百姓になれた喜びの日々
仲間と家族に支えられ、“六四歳の少年”の夢を実現
- 高須賀忠篤・・・・・18
- 低迷するサトウキビ産地に灯かりをともすか
頑丈おじさんたちの夢の結晶“パッションフルーツ”
- 手間いらず、資材いらずで収穫は落ちた実を拾うだけ
- 太田雅子・・・・・24
- “馬鹿野郎!死ぬには若すぎる”と叱られ一念発起
炭焼き復活、山村復興に捧げる後半生
- 大病後、社員六〇人の工務店を譲って離婚、単身帰農した元社長
- 中原浩・・・・・32
- やったぜ自力建築!!山里に“五〇〇万円”でわが家を建てた
昔ながらの“土間”を中心に設計、見学ツアーもやってきた
- 兵庫県・「第三種」兼業農家 青木慧・・・・・38
- 二〇年の趣味活かして新天地に築いたハーブ園
元機械メーカー勤務・熊本県産山村 渡辺昇さん
- ・・・・・44
- 土地はすべて知人から借地、郷里でニラ栽培
息子たちまで都会から帰ってきていっしょに働く
- 長崎県高来町 森好晴・・・・・50
- 町に八ヵ所もある直売所が、定年退職者の「小さな農業」の大きな励みに
- 無理のないヒューマンスケールの技術と経営をJAも応援・栃木県馬頭町
- フリージャーナリスト 石川雄一郎・・・・・54
- 田んぼや畑だけが舞台じゃない
山の暮らしを都会に届ける定年農業
- 山菜・キノコ・木工細工・盆栽の産直、山小屋クラブ
- 今野善一郎・・・・・60
- 基準の半分でも効いた田んぼの除草剤、野菜の混植で虫除け
これからは自分の田・畑でいろいろ実験
- 定年農業一年生の元・農学者 元東北大学・宮城教育大学教授
- 本田強・・・・・64
- 戦後生まれのこれからの生きがいはふるさとへの恩返し
ミカン山を守りに帰った仲間が10年で2倍
- 山口県大島町沖浦地区「トンボの会」の132人
- ・・・・・64
- 五〇、六〇はまだ若い、定年後には帰って農業を
- 高齢化率日本一の町は“生涯現役”の町
- 榎並悦子・・・・・80
- 中山間地域の農的暮らしで「生涯現役」の高齢化社会
- 人生八〇年時代のライフスタイル革命
- 山口大学人文学部教授 小川全夫・・・・・88
- 定年退職者をむらに迎えて生き生きむらづくり
- 酪農家 小澤禎一郎・・・・・92
- 有機農業、産直の提携が“縁”
めざすは自給生活都会人が次々移住してくるまち
- 山形県高畠町有限会社コモンズ
- ライター大江正章・・・・・101
- いろいろあるぞ定年農業インストラクター・応援団
- 定年農業で悪戦苦闘した元普及員の実践的アドバイス
“自己流”の早期発見こそ定年農業成功の道
- “普遍的”な指導マニュアルは誰にも当てはまらない
- 水口文夫・・・・・110
- 僕の先生は兼業農家の大工の棟梁
三〇〇坪の貸農園と一坪の小屋で晴耕も雨読も満喫
- 親切指導で週末田舎暮らしはどこまでも豊かに
- 中田智夫・・・・・119
- わが家は田舎生活体験下宿
定年田舎暮らしの準備もできる浦川農園「自然塾」
- 浦川繁・・・・・126
- 全寮制の農業大学校で農業をゼロから学習
- 電照菊栽培にチャレンジする元・自衛官
- 退職金で農地を取得長崎県大村市・町平長さん
- フリージャーナリスト 石川雄一郎・・・・・132
- 無農薬の「吹上カブ」を銘柄化した熟年農業講座の仲間たち
- 受委託組織の機械オペレーターにもなって村の田畑を守る
原和彦・・・・・138
- 耕さず、苗もつくらず、種籾をまくからトラクターも田植機も使わず稲作ができる
定年百姓に大人気の“乾田不耕起直播栽培”
- 元・岡山県農業試験場場長 木本英照・・・・・142
- 東京の養蚕農家・酪農家に寄り添い豊かな“老後”
- 多摩シルクライフ21研究会、ユギ・ファーマーズ・クラブ
- 境京子・・・・・144
- 農村都市二重生活ネットをめざす〈グリーンハビタットの会〉
- 合宿農業みんなで住めば怖くない代表 岡本健次郎・・・・・148
- 定年農業・田舎暮らしの夫婦善哉人間模様
- 二五年前、宿酔いの亭主が買って忘れていた土地、妻の手書きの設計図
- それでも終の栖み処は理想の高齢者住宅
- 棟梁との打ち合わせは本論に入る前から“イッペエ”
- 片山正身・・・・・154
- 旅行の積み立て二三万円で、二〇aのハウスを建てた母さんたち
五〇代女性の発想でつくりあげた軟弱野菜の共同農場
- 定年の、父さんたちが戻ってきても働ける
- 広島市次郎水三姉妹農園有限会社コモンズ
- ライター飯塚桂子・・・・・163
- 虎の子はたいて農村移住、だが大誤算!?
定年まで間のある夫が、「オレも百姓をやる」
- “やりたいなぁ”の夢が実った農的生活
- 収入は大きく下がったけれど
- 橋本明子・・・・・170
- 農家に嫁いだ娘の近くに家を建て
“婦唱夫随”のウィークエンドファーマーが本格帰農
- 高原の畑を耕し、国産小麦でパンを焼く元・証券マン
- 中原浩・・・・・178
- 母ちゃんひと休みしんさいやお代は無用
定年の父ちゃんたちがつくった山小屋喫茶
- その名も「シルバー」段々畑に開店合図の鐘が鳴る
- 編集部・・・・・184
- 婚家の農地を守るため、やむなく教師を退職したが
教育と農業の喜び同じものだと気がついた
- 今は夫の定年楽しみに
- 吉田静江・・・・・189
- 都市高齢者も農業と食とで自立をめざす
- 福祉協同の里づくり
夢は一人三〇〇羽、収入一日五〜六〇〇〇円の三万羽飼育
- リサイクル=自然卵養鶏をすすめる長野県高齢者協同組合
- 長岡義幸・・・・・200
- ヤマの閉山、失業対策を経て
食と農業で自ら仕事をおこした中高年事業団
- 老人給食、JAとの提携で一〇haの転作、豆腐・味噌つくりも
- 長岡義幸・・・・・206
- 隣り近所に定年農家と定年を控えた生協組合員がつくった果樹農園
- 岐阜県岩村町の「豊楽園」と「生きがいコープ東海」
- 長岡義幸・・・・・211
- これからは自分たちで仕事をおこす時代
知恵も技も畑も農家に借りて味噌・豆腐づくり
- 労働者協同組合埼玉北部事務所「とうふ工房愛彩」
- 岡本かつ子・・・・・216
- 五〇〜六〇代が、七〇〜八〇代農家をサポートして仕事おこし
- 鳥取中高年事業団
- 長岡義幸(後)・・・・・220
- 定年農業情報コーナー・便利帳
- ますます充実定年帰農の準備校・相談窓口
- 健康保険、住宅建設の窓口も
- まとめ・石川雄一郎(後)・・・・・224
- インターネットは定年帰農に役立つ情報がいっぱい!!
- JA全中情報システム対策室松田美作保・・・・・232
- 「定年帰農」のスタートの成功に
- 農業実用書「六〇歳からシリーズ」月刊「現代農業」
- 編集部・・・・・240
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