現代農業1998年2月増刊
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6万人の人生二毛作
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すでに帰農した読者から |
鍬を持つ手に大きな力 春が待ち遠しい |
- 私も家庭菜園を楽しんでいます。「定年帰農」で多くの先輩、仲間を紹介してくださり、ありがとうございました。鍬を持つ手に大きな力を与えられた感じがしています。春が待ち遠しいです
(東京都町田市・嘱託教員・六二歳)
- いろいろな分野で活動されていた人たちがまた農村に帰ってこられた記事、私の立場と似ていて、大変うれしく読ませていただきました。「農は国の基なり」といわれたこともありましたが、「農は人の基なり」といいたいですね
(兵庫県揖保郡・農業−元小学校校長・六六歳)
- 私も五三歳で教員を退職し、農地を取得、農家となりました。高齢期にさしかかり始めた方の考え方を知りたくて、この本を読みました。それぞれの記事に納得できるものがあり、お礼申し上げます
(岩手県江刺市・農業・六四歳)
- 迷いに迷って二年前にこれ−「帰りなん いざ 人吉へ」に決めた。八四歳の母が一人で元気に生きています。帰農計画をすすめていますので参考になりました
(大阪府豊中市・会社員・五六歳)
- 高齢者農法を実践して八年目。必ずやこのような時代が来ると思っていましたが、貴誌の特集は心強く、励みとなりました定着すべき農法や形態はどんなものか、私は今もそのことを模索しながら農業蘇生に意欲を燃やしています。おおいに参考になりました
(佐賀市・農業・六六歳)
- 小生も定年帰農です。元地方公務員でした。退職後フルーツガーデンをつくり、年中くだものを食べたりジュースを飲んだりできる夢をもち、五〇歳のときから各種苗木を一〇アールの畑に植えました。現在本格的な収穫ができ、楽しんでいます。そんなとき書店でこの本を見つけ、皆さん頑張っておられることに関心いたしました
(広島県深安郡・農業・六三歳)
- 私たち二人も二年前に当地に移ってきました。定年を迎えてからでは農作業は大変だと考えていたからです。約三反までは順調でしたが、あと二反をどうするかと考えております。二人は農業とはまったく関係なかっただけに、一日一日新しいものに出会うという感じです。三年目の今年はずいぶん作業になれてきたし、住民の方とのつながりもできてきました。「石の上にも三年」ということでしょうか。「現代農業」を毎月読みながら……
(岡山県上房郡・会社員・五三歳)
- 日本海に浮かぶ孤島からご連絡申し上げます。私どもは定年退職者一〇人のメンバーで「一夜ケ岳に花と緑とやすらぎを」というグループを結成し、五年の歳月を費やして約一万本のボタン園を完成させました。完成を期に次なる事業を計画していますので、ぜひご指導ください
(島根県隠岐郡・農業・六八歳)
- 田舎育ち、二十世紀梨の産地にあって永年の教員生活を終え、趣味の果樹栽培−「百樹園をめざして」楽しんでいます。教員生活では教科指導以外に環境教育に力を注いできました。本書は今後の指導書になります。いつまでも元気で生きていかなくてはならなくなりそうです
(鳥取県東伯郡・無職・六五歳)
- 本業の四〇代もうかうかしていられない。だらだらやっているとマンネリ化してたまにカツを入れんとあかん。定年でなくとも新規参入で成功した人は何かちがう
(和歌山県日高郡・Agriculture・四六歳)
これから帰農しようとしている読者から |
くいいるように読む ますますファイトが湧いてくる |
- “くいいるように読む”まさしくそんな読み方をしました。もうすでに家庭菜園歴一四年になり、自然農法に関心を強めているところです。百姓になって利益を得るという考えにとらわれずに自給原則の栽培を心がけ、むしろお金を使わずに生活する方向を目指そうと今のところ思い定めています
(浜松市・パート社員・六四歳)
- 一気に読み切りました。定年を待つことなく早く帰農しなければならないとの想いを強くしました。ただ今、情報収集のため各地の役場に資料を送ってもらっています
(盛岡市・公務員・五六歳)
- 主人は五六歳。昨年リストラにあい、収入も減りきつい仕事ですががんばっています。車で三〇分くらいのところにある三六坪の家庭菜園に日曜ごとに通っていますが、もっと広い場所で週末でできる農業生活を夢見ています
(東京都江戸川区・主婦・五一歳)
- ふと書店でひかれるように買いました。目を通しているうちに今まで思い描いていた夢が夢でないような現実味を覚えました。主人はもうすぐ定年、その後も二、三年勤めるかなあと言っていますが、私はアスファルトにもビルの壁にも息苦しさを覚え、第二の人生は田舎でと望んでおりました
(福岡市・主婦・五六歳)
- 来春退職予定ですので今はビギナーの学校に通い、準備を進めております。記事の中の山形県高畠町に魅力を感じ、近いうちに訪ねようと思っています。親子五代続いた江戸っ子ですので地方に知人なく情報集めに苦労していましたが、本誌と出会えて嬉しく存じます
(東京都武蔵野市・公務員−女性・五九歳)
- 来年から島根県益田市で帰農します。昨年は就農準備校(代々木)へ通いました。今回の「定年帰農」は大変参考になりました。月刊「現代農業」は昨年春から購読しています。島根に帰ってもずーっと購読するつもりです
(東京都小金井市・地方公務員・五八歳)
- 「定年帰農」の言葉に引かれて雑誌を講読した。大変面白かったのは中田智夫さんの「三〇〇坪の貸農園と一坪の小屋で晴耕も雨読も満喫」と片山正身さんの「それでも終の栖み処は理想の高齢者住宅」。「地元の人とうまくつきあうための心得」も参考になりました。私も借地六〇坪で野菜つくり。記事の方々のように本格的ではないが農作業がとても好きである。今年は自治会で賛同者を集めて農業を語りたい
(大分市・大学職員・五八歳)
- 一〇数年前から田舎暮らしを夢見て小規模ながら近くの畑を借りて作物をつくり続けてきました。転職も考えていましたが「子どもが大きくなるまでは」と考えているうちこの年になりました。五五歳で中途退職すべく現在古家付き畑、山林を探しています
(福岡市西区・教員・五三歳)
- 今も一二〇アールの水稲を栽培しているが、定年後は本格的にいろいろ取り組みたいと思っている。最高の本であり、炭焼きなんかはやろうと思っていることでもあり、ますますファイトが湧いてくる本である
(兵庫県加西市・高校教諭・四九歳)
増刊現代農業へ