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成立市町村 |
文書名 |
収録
巻
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内 容 紹 介 |
出雲市 |
神門出雲楯縫郡反新田出情仕様書 |
9
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財政逼迫に見舞われた松江藩建直しの一方策として郡役人が具申した新田地帯での農耕の指針書。裏作・堆肥つくりによる地力増進を強調する。 |
出雲市 |
農作自得集 |
9
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昔から伝えられた農事の教えを古老に聞きながら簡明な文章でつづった農書。立地に合わせて冬春の農事の準備から耕作法、とくに綿のつくり方を説く。 |
益田市 |
紙漉重宝記 |
53
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強靭さで定評のある石州半紙の製造工程を、表情豊かな職人像とともに詳細に図解。原料こうぞの売買や紙の値段など採算についても細かく記す。山奥の村々が紙漉きによって経済を安定させるうえで、強力な武器になった。 |
松江市 |
松江湖漁場由来記 |
59
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鱸(すずき)や白魚を中心とする松江湖(宍道湖)の漁法、漁業慣行、漁師の身分など、漁業の総体がわかる文書。松江藩によって漁業権を特権的に保護されていた白潟漁師の関係者が、その再確認のために書いた漁場由来記。 |
玉湯町 |
豊秋農笑種 |
61
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『農業全書』と『農業余話』に学び、自らの新知見や試験を通じて得られた稲作技術を中心に書いた栽培・経営書。これが財政窮迫に悩む松江藩の役人の目にとまり、藩内に普及された。 |
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