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成立市町村 |
文書名 |
収録
巻
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内 容 紹 介 |
地域不詳 |
土佐派農耕屏風 |
72
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六曲一双の屏風。山並を遠景にして、手前に稲作の1年を描く。 |
金沢市 |
耕稼春秋 |
4
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北陸地方の体系立った農書。加賀藩の十村(大庄屋)により宝永4(1707)年に著わされたもの。構成・内容は『農業全』に似るが、地域・風土を重視し、近世中期の金沢近郊の農業の姿がリアルに記されている。 |
県内全般 |
農隙所作村々寄帳 |
5
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元禄時代(1688〜1703)の越中・加賀・能登地方の冬場の稼ぎ方が郡村別に述べられている。わら工芸、布さらし、紙すき、漁業、特産物など、山や海との関連がとらえられる。 |
加賀市 |
農事遺書 |
5
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宝永年間(1704〜10)、加賀国江沼郡の十村(大庄屋)によってまとめられた農事万般と農民の身持ちのあり方についての遺言。自給的色彩の濃い北陸農業の原型が示される貴重な農書。 |
加賀市 |
九州表虫防方等聞合記 |
11
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加賀大聖寺藩の農民による先進地北九州の虫防ぎや苗代のつくり方を視察した道中記、かつ出張復命書。各地をめぐって、多くの人に会ったことが、克明に記録されていて興味深い。 |
金沢市 |
農業図絵 |
26
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1月から12月までの農業と暮らしを描く。舞台は金沢近郊の農村。村方、町方の庶民の生きざま、喜び、悲しみが300年の歳月をへだてて直接伝わってくる。 |
富来町 |
村松家訓 |
27
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能登国町居村の豪農村松標左衛門による異色の家訓。家の主人たる者の心のもち方、農作業の分量、奉公人の使い方から農作業のやり方にいたるまで、細大もらさず書きとどめる。 |
松任市 |
耕作大要 |
39
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加賀国石川郡福留村の十村(大庄屋)が、稲、あい・麻・たばこ・綿の特用作物、裏作の麦・菜種、早稲跡・麦刈り跡(菜園田)の各種野菜について述べる。水田の多面的利用、多肥集約農業の書で、野菜の振売りにも関心を示す。 |
加賀市 |
鹿野家農事日誌 |
42
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加賀国大聖寺藩の十村(大庄屋)、精農家として活躍した鹿野家第8代小四郎が、主として作業内容と作業量を記したもの。鹿野家が熱心な地主手作り農家であったことがわかる。 |
金沢市 |
養蚕規範 |
47
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越中五箇山、飛騨白川郷、加賀白山麓という草深い山村で、寒暖計による温度管理など養蚕先進地に劣らない技術水準にあった、幕末期北陸地方の養蚕・製糸業の実態。蚕種問屋の著書を加賀藩士の国学者がまとめ直したもの。 |
富来町 |
工農業事見聞録 |
48
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村松標左衛門による特産百科。関西から関東まで広く見聞し、衣食住〜4)全般にわたる物産について図入りで記す。本巻には染めもの、生活用品、農家の仕事、土や石を原料にした細工ものを収録。 |
富来町 |
工農業事見聞録 |
49
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48巻に続き、顔料、金属製品、飲食、衣服について収める。 |
能登地方 |
製塩録 |
52
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海水をくみ上げ、塗浜に散布して塩をつくる揚浜製塩法の詳述と、能登地域の製塩にかかわる法令を抄録。それまでの製塩業を詳しくまとめるとともに、塩生産者「塩士」の待遇改善をはかろうとして記述された。 |
能都町 |
能登国採魚図絵 |
58
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能登国で行なわれていた釣漁・網漁など17の漁法と、網の規模や経費、網のつくり方など漁業経営に関する事柄とが絵図入りで描かれている。海に生きた浦方の村々の暮らしがしのばれる。 |
寺井町 |
九谷色絵農耕平鉢 |
72
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農民出身で色絵の最高技法をもつ九谷庄三の農耕磁器。稲作を中心とした絵が描かれている。 |
寺井町 |
九谷色絵農耕煎茶碗 |
72
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九谷庄三作。浸種、牛耕から脱穀・俵詰めにいたる稲作の1年を高度な技法で描く。現存するのは8客。 |
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