石川九陽氏に関するメモ

1945年福井県今立町生まれ。京都大学法学部卒。京都精華大学教授。化学会社に勤務の傍ら、書の研究団体を結成し、研究誌「思脈」を創刊。1979年、独立し「石川九陽研究室」を設立。書家、書道史家。
著書に『日本書史』『中國書史』『二重言語国家・日本』『筆蝕の構造――書くことの現象学』『書に通ず』、編著書に『書の宇宙』全24巻ほか多数。
作品集に『しかし――石川九楊作品集』、『歎異抄――その二十の形象喩』など。'90年に『書の終焉――近代書史論』でサントリー学芸賞、2000年第18回京都府文化賞(功労賞)受賞。'87年より毎年春秋2回個展を開催。