「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2010年11月号
 

食農教育 No.77 2010年11月号より

大麦のワラであそぼう!

大麦のワラは、光沢があってきれい。
昔は子どもたちが自由に編んで、いろんな麦ワラ細工をつくったのだそう。
子どもあそびから生まれた工芸ですね。

『食農教育』2010年1月号特集「麦をまこう!」に未掲載の麦ワラ細工のつくり方を動画で紹介します!

麦ワラの下準備

(2分55秒)

 折れやすく切れやすい麦ワラは、下処理をしなければ細工に利用できません。でも、水につけることで、曲げてもおれなくなります。


【初級者編】

おどるムギムギくんをつくる

(2分08秒)

 子どもたちに大人気。手がパタパタおどるムギムギくんは、麦ワラ一本、一分でかんたんにつくれます。


かんざし、でんでんむし、指輪をつくる

 幼稚園児でもマスターできる編み方で、かわいらしいアクセサリーや小物ができます。どれも立体的な細工をつくるための基本の編み方さえマスターすればOK。つくり方は、『食農教育』2010年11月号49頁をご覧ください。


【中級者編】

「四よつ菱組びしぐみ」の麦稈ばっかん真田さなだを編む

(2分31秒)

 麦ワラ帽子にも使われる、平たく編んだヒモを「麦稈真田」といいます。端を結んだらかわいいブレスレットになる。立体的に編み込んで麦ワラの光沢を際立たせる「四菱組み」(写真右側)の編み方を紹介します。

*もっと簡単な「四組み」(写真左側)の編み方は、『食農教育』2010年11月号53頁をご覧ください。


【上級者編】

飛び跳ねがえるをつくる

 稲ワラと異なり大麦のワラには弾力があります。昔の子どもたちはその性質を利用して、飛び跳ねがえるを編み、みんなで遊びました。

@胴体を編む

(2分42秒)

A腰・後足を編む

(3分54秒)

Bアゴ・前足を編む

(3分19秒)


実演者:豊田敦史
実技指導:豊田聡子
材料提供:伊豆修善寺 麦藁細工の店「晨」 辻紀子

*当作品は、食農教育2010年11月号特集「麦をまこう」を補強する参考資料として、麦ワラ細工のつくり方を動画で解説するものです。



「田舎の本屋さん」のおすすめ本

この記事の掲載号
食農教育 2010年11月号(No77)

◆ムギをまこう!育てやすくて食べて楽しい◆地元の旬を使いきる"食材ありき"の給食献立 ほか。 [本を詳しく見る]

 麦わらの絵本

生活用具から伝統工芸まで、暮らしの中でさまざまに使われていた麦わら。裂いて貼って絵葉書や宝箱、編んで束ねて馬や人形、コースターや指輪に大変身!艶やかな金色に輝く伝統の麦わら細工、麦わら帽子にも挑戦だ。 [本を詳しく見る]

田舎の本屋さん 

→食農教育トップに戻る
農文協食農教育2010年11月号

ページのトップへ


お問い合わせはrural@mail.ruralnet.or.jp まで
事務局:社団法人 農山漁村文化協会
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

2010 Rural Culture Association(c)
All Rights Reserved