「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2010年11月号
 

食農教育 No77 2010年11月号より

 次号予告 『食農教育』2011年1月号(78号)

特集1 「いのち」をいただく体験

特集2 楽しく伝える 栄養士の授業

編集室から

▼麦芽あめというと、とっても手間ひまがかかるイメージだが、やってみたら意外と簡単。炊飯器による保温は甘酒と同じだけど、40℃くらいの温度を好む甘酒のこうじ菌の温度管理よりも、60℃くらいで活性する麦芽アミラーゼのほうが、保温機能をそのまま使いやすい。できたあめは、もちときな粉との相性抜群。控え目な甘さがなんともいえずおいしかった(4頁)。(伊藤)

▼とかく栽培活動は、タネをまき苗を植えたら、収穫まで子どもたちの関心が遠のきがち。でも小麦栽培は、成長過程を体で感じて楽しめる。葉や穂の感触、穂の色の移り変わりなどを、麦畑の真中で風に吹かれながら感じるのは、「とてもいい気持ち」(34頁)。イネつくりとはまた違った麦つくりのよさがそこにある。(松田)

▼読者プレゼントの大麦(64頁)はビール醸造用の品種ですが、ワラ細工や麦芽もやしにも使えます。ちなみにプレゼントする100g(約2500粒)からは、順調に育つと5000本の穂ができて、大瓶50本のビールが醸造可能だそうです。5000本の麦ワラで麦稈真田を編めば麦ワラ帽子が11個もつくれるけど(52頁)、手間をかけるなら、家庭用ビール醸造キットのほうが魅力的……。(中村)

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