「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2010年9月号
 

食農教育 No76 2010年9月号より

 次号予告 『食農教育』2010年11月号(77号)

特集1 もっと身近に……ムギをまこう!

特集2 給食のおだし私のアイデア

編集室から

▼毎年、農文協の職員も図書巡回で全国の学校を訪問している。この春、高知の汲田先生が、他社本も含めてズラッと並んだ本のなかから、90年発行のわが社の本を見つけてくれた。戦時中の毒ガス島をテーマにした児童書。「農業本の出版社なのに??」と思ったそうだが、「つながってるんですよね、『いのち』で」。そう感じながら読んでくれたそうだ(61頁)。(伊藤)

▼教育学者・大田尭氏の「学校には『遊び』が必要なんです」という言葉を思い出す。しかし最近の学校は、先生方も子どもたちも忙しくて、「遊び」を楽しむ余裕なんてなさそう。時間の余裕がなければ、廃棄したパソコン・ラジカセを教室においておくだけでいい。子どもたちは分解して遊びはじめるはずだ(30頁)。(松田)

▼撮影用につくった魚料理を食べたら、いつもよりごはんがすすみ、汁ものをおいしく感じました。ごはん・みそ汁・旬の魚。今の子どもの家庭では、それが日常の食卓ではなくなっているようです。「日本の食文化が受け継がれなくなってしまう。だから魚を出す。残っても出す」と言う江口先生(81頁)の言葉に、給食の役割をあらためて考えさせられました。(中村)

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