「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2009年1月号
 

食農教育 No66 2009年1月号より

 次号予告 『食農教育』3月号(67号)2009年2月12日発売

創刊10周年企画 保存版・学校農園栽培ハンドブック

 誰もが安心して、いきいきと取り組める学校農園の運営法を大特集。春にむけて準備しておきたい作付け計画の書き方や農具などの手配、ペットボトル・発泡スチロールなど廃物を利用したおもしろ栽培法、農薬を使わない害虫対策、夏休みの雑草対策などの知恵。また、手間のかからない作物、学期内にできる作物、観察が楽しめる作物、調理・加工が楽しめる作物、給食にだしたい作物など、目的に応じた作物選びと失敗しない栽培法など、かゆいところに手が届く農園活動のバイブル本です!

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼藤清光さん(四頁)の育ちは、博多駅周辺。当時の地名は住吉村字人参畑で、その名のとおり一面の人参畑。食卓には、間引き人参、イリコ、醤油をお米に入れて炊いた人参ごはんが毎日でた。ところが藤さん、少女時代は大のニンジン嫌い。大好きにさせたのはなにか?人参ごはんをだしつづけた母親の根気と、泥だらけになって走り回った空腹感だそう。(伊藤)

▼大好きな魚のエサになるドブガイが好む場所を調べるために、子どもたちが考えついた方法は、縦横一m間隔に紐を張って方眼をつくる「平面座標」方式だった(一四〇頁)。数を操作する方法を覚える算数は、頭が痛くなるが、目的を達成するための「手段を考える」算数ならば、子どもたちから豊かな発想が湧き出してくる。「確かな学力」は、そんな地点から生まれそうだ。(松田)

▼意外と知られていない給食のこと(七二頁)。(1)一食約二五〇円、主食、おかずより市販デザートが高い!? (2)一年一八〇食、和洋中の日替わり、パエリアなんかも、(3)数人で数百食をできるだけ手づくり。そのうえおいしさまで追求! スゴイ食事を当たり前につくる栄養士さん、調理員さんってスゴイ。今だったらレバーも食べられる!(ような気がする)(高橋)

→食農教育トップに戻る
農文協食農教育2009年1月号

ページのトップへ


お問い合わせはrural@mail.ruralnet.or.jp まで
事務局:社団法人 農山漁村文化協会
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

2008 Rural Culture Association (c)
All Rights Reserved