「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2008年7月号
 

食農教育 No63 2008年7月号より

 次号予告 『食農教育』9月号(64号)2008年8月12日発売

特集 待つ教育 教師の自己形成を考える(仮題)

 『食農教育』創刊一〇周年特別企画として、大阪大学総長の鷲田清一さんと神戸市立春日野小学校教諭の板東克則さんの対談を掲載。残食やミミズコンポスト、三木合戦など、子どもの暮らしと実感に即した実践を重ねてきた板東さんが、教師としての自己形成の歴史を振り返り、それを臨床哲学の視点から鷲田さんに解析していただく。

■小特集 災害に備える食の技術

 大きな災害が相次ぐなか、どんな状況でも食をつないでいく技術を本誌好評連載中の魚柄仁之助さんがアドバイス。

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼隣が更地になった。更地の土の上を渡って吹いてくる風が清々しい。土が呼吸している、土が生きていると感じる瞬間だ。夏休みには子どもたちに、そんな土の「いのち」を、身体で感じとってほしい。そのためのひとつの手法が、土で絵を描くことだ。身の回りの土で、てのひらやタワシなどで思いっきり絵を描こう。巻頭口絵と小特集「土で絵を描く」(五四頁)をぜひご覧ください。(千葉)

▼佐藤広也先生が担任した六年生は、自分たちが聞き取りをした馬頭観音の話を、「劇団 さっぽろ」が上演した「ホシコ」の脚本に追加して、劇を発表した(一六頁)。その劇団の人が、子どもたちの劇を見て感動してしまい、オリジナル「ホシコ」にも馬頭観音の場面を追加して上演することになったという。地域の歴史と子どもの活動と本物の演劇という三つの物語が、響き合っている。(松田)

▼五月号に掲載したペットボトル稲が大反響! 編集部にも問い合わせがあいついでいる。この方法の利点は、持ち運びに便利で児童・生徒一人ひとりがじっくり教室で観察できるうえに、夏場の水やりが大変な時期は大型容器に並べて湛水状態にすれば管理が楽で、ミニビオトープにもなること。西日本ならこれから栽培しても間に合うかも。ぜひお試しあれ。八四頁に後編を掲載しています。(阿部)

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