「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2007年7月号
 

食農教育 No56 2007年7月号より

 次号予告 『食農教育』9月号(56号)2007年8月12日発売

特集 わがクラスの残食減らし二〇の知恵(仮題)

 家庭での食事のしつけの欠落が指摘される一方で、学校での給食指導にはアレルギーや心のケアなどむずかしい問題がつきまとう。強制せず残食を減らす方法とは?
 給食をきっかけに一人ひとりの子どもとのかかわりを深め、明るく活気あるクラスづくりに役立てるアイデアを集める。

■土日の食農教育/JA食農教育発展型
■食育・学校給食/学校でできる「私の醤油」づくり
■中学・高校の実践/男子生徒の食育奮闘記

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼親は手伝わず、子どもだけでつくるのが「弁当の日」のルール。「弁当の日」当日のお昼時間、自分でつくった弁当を手にした子どもたちの、誇らしげな笑顔がはじける。写真の子どもたちの笑顔が、なぜか心を揺さぶる。香川県の竹下和男先生が始めた「弁当の日」は、いま一一道県六三校に広がった(九四頁)。本号から本誌の編集を担当します。よろしくお願いいたします。(千葉)

▼家庭でも、学校でも、決められたことを決められた時間にこなすことを求められる子どもたち。そんな子どもたちを、ゆったりした時間と空間のなかで、身も心も解放させる。それが、短歌づくりの授業で実現できることが驚きだった(六二頁)。「笑え笑え空」と、高らかにうたうことのできる子どもたちの感覚に、未来に向かう生命力を感じた。(松田)

▼ふだん私たちは自分の住む地域の川や田んぼの水がどこから流れてくるか、意識することはあまりない。山形県天童市の三郷堰土地改良区では、小学校の総合学習「田んぼの水・探検隊」や市民参加の「三郷堰・水の駅スタンプラリー」などをとおして、地域の水のルーツをたどる活動が展開されている(七六頁)。最上川の取水口まで約一〇kmの小さな旅が、地域の人々と水のかかわりかたを変えていく。(阿部)

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