「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2006年1月号
 

食農教育 No45 2006年1月号より

 次号予告 『食農教育』3月号(46号)2006年2月12日発売

特集 農業高校へ行こう!(仮題)

 農高には栽培や動物飼育、食品加工などにかかわる施設や器材が豊富にあり、専門領域に関する知識をもった教師がいて、地域に貢献する人材をめざして、地域に密着した学習や研究に取り組む生徒がいる。農高の施設・人・技術と結びつけば、小中学校の地域に根ざした総合的な学習ももっと充実していく。全国の農高のアンケートと取材をもとに構成。

●素材研究 トマト

 身近なトマトともっと深くつき合おう。きらいな子どももおいしく食べられる調理法、おもしろ実験からトマトの歴史まで。

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼「近頃の世の中は、ギスギスしていたり、元気がなかったりして、住みにくい」とぼやく前に、一歩でも前に進むアイデアを考えてみよう。学校園の野菜つくりが住民結集の契機になったり(三〇頁)、小中学生のつくる株式会社が地域の大人を刺激したりするのだ(四六頁)。動きをつくるポイントは、あまり大げさに考えず、楽しむことにあるらしい。希望がわいてきませんか。(松田)

▼我孫子二小の収穫祭(二八頁)で泉川安雄さんと中村寛治さんにおよそ一〇年ぶりに再会。PTA役員として、「地域の先生」として、二小の飼育小屋づくりや大胆な体験活動をサポートしたふたりは、いまも学校評議員として学校を支え続けている。このような息の長い応援団が存在していることこそ、二小の体験活動が続く秘訣といえるだろう。(阿部)

▼二〇頁で取材した石本勉校長は、今年、星野村立仁田原小学校に異動した。ここは山村留学で有名な学校で、地域ぐるみで学校と子どもたちを支えている地域だ。その日は、子どもたちが寄宿する星野自然の家で一泊することに。夜の九時に着いたが、パジャマ姿の子どもたちは、校長先生の顔をみるやいなや駆け寄ってきて飛びつき、抱きついていた。みんなが大好きな校長先生がいる。いい村に来たなー、と感じた。(伊藤)

●環境学習・食農体験を支援する

「信州つがいけ食農学習センター」

 栂池自然園や白馬の山々を舞台にした自然観察とアウトドア、周辺の加工施設や工房などを利用した食農体験が存分に楽しめるロケーションです。農文協の「食と農の学習データベース」や充実した調べ学習の資料、図書をそろえた絶好の学習環境にあります。
 体験メニューがいっぱいの食農教育講座を毎年好評開催中。
 もちろん家族旅行や移動教室にもご利用いただけます。研修・宿泊施設として、ぜひご活用ください。

 連絡先 (財)長野農文協 栂池センター
 〒399-9422 長野県北安曇郡小谷村栂池高原
 電話0261-83-2304 FAX0261-83-2621
 /tuga20/

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