「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2005年11月号
 

食農教育 No44 2005年11月号より

 次号予告 『食農教育』1月号(45号)2005年12月12日発売

特集 地域のパワーを生かすしくみづくり(仮題)

 手が回りきらない学校園を、父母や地域の人に開放してみたら……。郷土食を学ぶときに、料理が得意な人だけでなく、山菜採りが得意な人、栽培が得意な人、行事食や食事のマナーに詳しい人、みんなに声をかけてみたら……。学校の立場だけからの?人材活用?でなく、地域の人にとっても楽しく有益で、たくさんの人が参加したくなるような学校と地域の関係のあり方を考えてみたい。

●素材研究 火

 失敗しない野外での焚き火のこつから、点火用具の歴史、校庭での野焼きの土器づくりまで、火とつき合い、火を楽しむ法。

編集室から

▼バケツ稲に取り組んだが、栽培がうまくいかず、収穫までこぎつけなかった例が多いのでは。18頁の宮崎先生もそうだった。「今年は何とか、量・質ともに不出来でも、収穫を食べることにこだわりたい」という宮崎先生の願いに答えるべく、特集を組んだ。米屋の砂金さんは、お米は炊くだけでもいろいろ方法があるという(20頁)。やっぱりお米は奥深い。(松田)

▼プール改造田んぼでの稲刈りが終わり(69頁)、田んぼのある十思スクエアから、子どもたちめいめいが一人二束の稲をかかえて、中央区立日本橋小学校に帰る。ビルの谷間を稲穂がゆらゆら行進していくと、道行く人がふりかえる。とくに年配の人は話しかけたそう。あ、60歳くらいのおじさんが聞いてきた。誇らしそうに答える男の子。これだけでも東京のどまんなかで稲つくりをした甲斐があった!(阿部)

▼食農教育講座でクワの葉を食べたが、今回はコウゾに挑戦。新芽を天ぷらに。うん、うまい。こちらも食べられるよ、とトロロアオイの花と実もいただく。オクラそっくりで、独特のトロミが実だけでなく花にも。天ぷらにしたが、きざんで生でも食べられるそう。オクラの花もトロっと食べられるのか? 同じアオイ科でもさすがにワタの花にはトロミはないかな? ケナフは? アメリカンフヨウは? と舌の興味はつきない。(伊藤)

●2005読書週間 本を読んでる君が好き

期間 10月27日(木)〜11月9日(水)
主催 社団法人 読書推進運動協議会

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