「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2005年7月号
 

食農教育 No42 2005年7月号より

 次号予告 『食農教育』9月号(43号)2005年8月12日発売

特集 土と遊ぶ・いのちを見つめる(仮題)

 土は、生命教育・環境教育の格好の教材である。だが、菌・微生物による土の働きは目に見えにくく、子どもたちにとって実感しにくい。目に見えない土のパワーを目に見えるようにするための工夫を紹介したい。そのひとつとして、ミミズの飼育とそれを活用した堆肥づくりを提案する。また、生ゴミの堆肥化など、各地で広がる循環型社会に向けた取り組みにも目を向けながら、学校給食の残飯や落葉の活用など、学校での循環の実現に向けたアイデアも紹介する。

●素材研究 牛乳

 学校給食で毎日目にする牛乳。その牛乳はどのようにして生産され、私たちの手に届くのだろうか。牛乳の加工から、古代日本の乳製品、世界の乳飲料まで。

編集室から

▼先日、ある会合で、私が『食農教育』の編集者であることを知った先生から、「バケツ稲をやると浮き草が生えてきたり、虫が寄ってきたりして、楽しいんですよ」と話しかけられた。バケツをトロ箱にかえると、もっと生き物が寄ってくる(16頁参照)。

 稲だけに注目する学習は、どうしても子どもたちが飽きてくるが、ミニビオトープにすれば、子どもたちの興味が尽きることはない。(松田)

▼食農教育ネットワークにたくさんの方にご入会いただきありがとうございます。哲学者の内山節さんを記念講演の講師にお迎えしての設立記念フォーラムを7月9日(土)に開催します。東京ビッグサイトでお会いしましょう(66頁)。

 まだ食農ネットにご入会いただいていない方は、ぜひホームページ(http://syokunou.net/)からお申し込みください。巻末のハガキでも受け付けています。(阿部)

▼今年も信州つがいけで、食農教育講座を開きます。農村暮らしの達人、池田玲子さんをはじめ、デジタル写真の冨田きよむさん、そば打ちの大久保裕弘さん、一斗缶炭焼きの服部正利さん、薬草の本澤渡さんと、本誌執筆者も続々登場。あの『写真ものがたり昭和の農村』の須藤功さんや信州の総合学習をリードしてきた牛山栄世先生も。ぜひ、あなたも(70頁)。(伊藤)

●環境学習・食農体験を支援する「信州つがいけ食農学習センター」

 栂池自然園や白馬の山々を舞台にした自然観察とアウトドア、周辺の加工施設や工房などを利用した食農体験が存分に楽しめるロケーションです。農文協の「食と農の学習データベース」や充実した調べ学習の資料、図書をそろえた絶好の学習環境にあります。

 体験メニューがいっぱいの食農教育講座を毎年好評開催中(詳しくは70頁)。

 もちろん家族旅行や移動教室にもご利用いただけます。研修・宿泊施設として、ぜひご活用ください。

連絡先 (財)長野農文協 栂池センター

〒399―9422 長野県北安曇郡小谷村栂池高原 電話0261―83―2304 FAX0261―83―2621

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