「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2004年9月号
 

食農教育 No36 2004年9月号より

 次号予告 『食農教育』11月号(37号)2004年10月12日発売

特集 いのちを学ぶ(仮題)

 動植物を育み、食べるという視点から、いのちをどう学ぶかを考える。カイコなど小さないのちとの出合いと驚きを入り口に、栽培や飼育を通して自分たちの働きかけが思い通りの結果にならないもどかしさや、動植物が求めるものに応えることができた喜び―そして一所懸命育てたものを自ら食べることの教育的な意味を、具体的な実践をとおして見ていきたい。

■素材研究 カボチャ

 育てやすくて、花や実の観察もしやすいカボチャ。種から育てる秘訣から、おもしろ実験、クラフト、料理、カボチャのきた道まで。

編集室から

▼「うちのイタドリの塩漬けは、塩は控えめで、冷蔵庫で冷凍保存するから、塩出しも簡単で、色が鮮やかなの」と、大崎さんの食の技への自負は高い。その自負を消費者に伝えたいが、今まで機会がなかった。でも今度、小学校の子どもたちが、都会に地元の特産物を売りに行くので、一緒に行けそうだ。「食育」は子どもだけでなく、大人の役にも立ちそう(22頁)。(松田)

▼「子どもに何かしてやるというのじゃなくて、親が地域で楽しいことをして勝手におもしろがる。それを子どもたちが見ていて、地域に誇りがもてればいい」というのが南国市奈路の農家川村一成さん。一成さんたちがはじめた「AS奈路クラブ」は「泥んこ球戯大会・泥んこ運動会」「畦道探検団」などユニークな企画を生み出し、地域の大人と子どもを巻き込んでいく(58頁)。新任の先生も泥んこの洗礼を受けて地域になじんでいくという。(阿部)

▼『現代農業』の読者のつどいで、栂池に行きました。テーマは、農家のHPづくりとデジカメ写真撮影。HPを公開し、写真技術を磨き合ってきた農家の方たちも全国から集結。その写真とセンスのよいHPの前に舌を巻くばかりの私、編集者。農家が自前でかっこいい写真を撮って、かっこいいHPをつくり、産直を成功させる。そんな実践的ネットワーク型組織、アグリコ(HPご覧あれ)を率いてきた冨田きよむさんのデジカメ講座、学校版がはじまります(108頁)(伊藤)

●環境学習・食農体験を支援す 「信州つがいけ食農学習センター」

 栂池自然園や白馬の山々を舞台にした自然観察とアウトドア、周辺の加工施設や工房などを利用した食農体験が存分に楽しめるロケーションです。農文協の「食と農の学習データベース」や充実した調べ学習の資料、図書をそろえた絶好の学習環境にあります。

体験メニューがいっぱいの食農教育講座を毎年好評開催中(詳しくは60頁参照)。

もちろん家族旅行や移動教室にもご利用いただけます。研修・宿泊施設として、ぜひご活用ください。

連絡先 (財)長野農文協 栂池センター

〒399―9422 長野県北安曇郡小谷村栂池高原 電話0261―83―2304 FAX0261―83―2621

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