月刊 現代農業
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3月号の主な記事(予告)2月5日発売

■巻頭特集 もっと使える農家の軽トラ/タイヤがパンク、エンジンが停止……軽トラあるある解決編/農家の軽トラパワーアップ術/ダンプやクレーンを自作/ドローン用に幌&発電機/自慢の軽トラ大集合/出張そばカー/発電&蓄電システム車/軽トラキャンピングカー

■くらし・経営・地域 野菜の縁側プール育苗/支柱パイプで育苗ハウス/自然災害と復興――共済・保険編/今さら聞けないNOSAI、JA共済、収入保険の話

■稲作・水田活用 雑草イネ、スズメ、ジャンボタニシに直播を邪魔させない/雑草イネに石灰チッソ/バケツイネ選手権結果発表/事前乾燥モミを65℃で温湯処理

■野菜・花 抽苔を中断!?トウ立ち回避術/知って納得 野菜別、トウ立ちの仕組みと対策/セルトレイでタマネギのセット球栽培

■果樹 受粉や摘果がラクになるナシの短果枝切除、除芽/イネから学んだリンゴづくり/光合成生産を最大にするカキのせん定

■山・特産 ビースペースから考える蜜量倍増のミツバチの飼い方

■畜産 自然哺育時の増し飼いは落差が大事/飲水槽の凍結防止術/卵1個が卵黄油で250円に!

編集後記

▼世界の野菜はさすがだ。色鮮やかさ、刺激的な香り、健康機能性などの個性が際立っている。そして癖になるらしい。キャッサバが木だったり、ケールは草丈が4mになるものもあったり、ルバーブは極寒でも育ったり……。知らない世界がわかることも面白い。(石川)

▼インバウンド需要が注目されがちだが、外国人労働者が下支えしてくれているのも今の日本の現実。働く人々に感謝の気持ちを込めて、タイやベトナム野菜を育てるのも大事な国際交流かも(92頁)。(伊藤)

▼育種価の数字を吟味しつつ、実際の繁殖力や子育て力、経験則による体型の見方も含めて牛群をつくることは、和牛も乳牛も共通しているようだ(270頁)。さて秋のホル全共ではどんな牛たちが登場するだろう。(五十嵐)

▼世界の野菜特集と合わせるかのように登場したチュウゴクグリ(155頁)。チュウゴクグリの品種情報は本誌でも初掲載のよう。品種の力で新たな動きが生まれていくかも。編集しながらちょっとワクワクした。(小河)

▼巻頭特集の取材先でもらった外国野菜。教わった通り、キャッサバをフライにしたら、もっちりとしてほんのり甘い。ビーツでボルシチを作ったら、スープが真っ赤に染まって鮮やか。世界とつながった気がして、なんだかすごいイイ!(川崎)

▼農水省は、「有識者」会議に有機農家を招いていない(312頁)。自家増殖の制限に一番影響を受けるはずの彼らの意見を、なぜ聞こうとしないのか。ちょっと、おかしいと思いませんか?いくらなんでも。(山下)

▼編集部に送ってもらったドライ加工品を食べてみた(140頁)。ハヤトの干しイモは燃える夕陽の色。イチゴの紅ほっぺはジャムのような甘さで、恋みのりは酸味のバランスがいい。ナガノパープルは甘みが凝縮されていた。ごちそうさまでした。(柳島)

▼中村農園の豆腐(205頁)も萩原農園の大豆菓子(199頁)も、編集部で大人気。大豆は一度食べ始めるとやめられない魅力がある。手に取ってもらえるかどうか。これが重要。品種力を活かした、商品の見せ方・仕上げ方が物を言う。(渡邊)


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