月刊 現代農業
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4月号の主な記事(予告)3月5日発売

■巻頭特集
 切って、食べて 竹やぶを減らす 掘り遅れたタケノコを純国産メンマに/「竹の1m切り」でやっぱり枯れた/1kg5000円の早出し白子タケノコ/わが家の貧乏生活タケノコ三昧レシピ/スカスカにならないタケノコ保存法/塩漬けなら3年持つ

■くらし・経営・地域のページ
 ワラビとゼンマイ とっておきの保存術/重石不要のペットボトル保存/野菜の手書きPOPで売り上げアップ/種苗法 なぜ農家の自家増殖を禁止するのか?

■稲作・水田活用
 ローラーで踏んで鍛えてガッチリ苗/徒長を防いで発根を促進/密苗&プール育苗/発芽で鞘葉を伸ばさない工夫

■野菜・花
 水を制してタマネギ9tどり/新顔野菜ケールを売り込む/アスパラガスのほぼ周年出荷/新連載・環境制御と光合成

■果樹
 リンゴ黒星病、今年は防ぐ/防除を始めるタイミング/新連載・ナシの樹のきほん生理

■山・特産
 茶園70haで土ごと発酵、畑をこうじ化

■畜産
 草で腹をつくり、飼い直しが必要ない子牛を育てる/ニワトリの解体講座を各地で開催

■機械・道具
 ここまで来た自動操舵田植え機/各社を徹底比較

編 集 後 記

▼タネ播きの常識を疑ってみたら、野菜本来の性格が見えてきた。これまでどおりに播くか、いやいや、その野菜が最大限の力を発揮する播き方にしてみるか…。もうすぐ春! タネ播きの前にぜひ一読を。(石川)

▼トウモロコシの雄穂は早々に出て、花粉まで飛び散ってるのに、雌穂がなかなか顔を出さない……。あちゃー、やっぱりオスはせっかちだなーなんて思っていたが、そもそも育苗が間違ってた!?(54頁)(伊藤)

▼繁殖農家にとって「成績」といえば、普通は子牛の出荷時の体重や値段だが、犬塚さん(222頁)にとっては枝肉重量やBMSを指す。「肉になってナンボだから」。(五十嵐)

▼じつは佐藤さんは他の植物で草木染めをしたことはない(253頁)。リンゴ染めだけを追究し続けてきた。リンゴ一筋の農家が、自分が育てたリンゴの木とともに生み出した「佐藤さんの」リンゴ染めなのだ。(小河)

▼「女性なんだから胸の谷間を使わなきゃ」といって、タネを抱いて発芽させる関口みよ子さん(42頁)。出かける時も寝る時も肌身離さずだという。もらった野菜を食べると関口さんの顔が浮かんできた。(川﨑)

▼トマトの単価が今年も安い(298頁)。大規模化の向こうには本当に「強い農業」が待っているのか、補助金を受け取る前に考えたい。青色申告の「貸借対照表」も、今年は違った視点で見直したい(306頁)。(山下)

▼今号からのミカンの連載(208頁)。農家とのやりとりから、自分たちで試験をして栽培方法を見出していく。だからこそ、信頼される営農指導ができるのだと確信しました。(柳島)

▼長谷川さんのナシ塾(180頁)。長谷川さん自身にも埼玉に師匠がいる。若い頃10年以上かけて師匠の技術を血肉とし、今はそれを塾生に継承することに粉骨している。「技術を伝えねえと俺は死ねねえ」(岩瀬)

▼締め切り当日、屋上のバケツイネを計測(110頁)。モミを5粒ずつ数えていっては、わからなくなって何度もやり直し。予想外の1万粒超えは、まさに嬉しい悲鳴だった。(渡邊)

▼尿素追肥でタマネギの抽苔を防ぐワザ(36頁)は、じつは一度、2016年6月号で簡単に紹介したもの。農家が工夫して、記事以上の実践で返してくれたことが嬉しい。(中村)


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