月刊 現代農業
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2019年3月号

3月号表紙

『現代農業』が1月号からリニューアルしました!

まず、写真が格段にきれいに印刷できる仕様の紙になりました。
文字もくっきり読みやすくなりました。
新しい紙は一枚一枚が薄いため、今までよりもだいぶスリム化した印象ですが、相変わらず300ページ以上のボリュームで、中身の充実度は変わりません。
各コーナーの渾身の新連載も10本スタート。読者アンケート(プレゼント付き)のコーナーもあります。
ぜひ新しい『現代農業』をご覧ください。


巻頭特集

「もしかして間違ってる!?
芽出しのやり方」コーナーより

何でもかんでも
水に浸ければいいってもんじゃない

市川啓一郎

 長崎県佐世保市のタネ屋です。店に来るお客さんは地元で少量多品目を栽培する直売所出荷の農家がほとんどです。うちでは大袋や缶入りのリッターで仕入れた種子をオリジナルの小袋に小分けし、佐世保の気候にあった解説書を入れて販売しています。昔の量り売りに近い売り方です。

(依田賢吾撮影)

(依田賢吾撮影)


野菜・花

「わき芽収穫で長〜くいっぱい稼ぐ」コーナーより

セロリのわき芽収穫
ずらし販売ができてニヤリ

佐賀・坂口千代香

 唐津市鎮西町という田舎に暮らし、海と山に囲まれた温暖なところで68年生きているおばあちゃんです。

筆者。セロリは2a栽培し、去年からわき芽をとるようになった


くらし・経営・地域

ダイコンの秘めたる機能性情報

発芽玄米の約10倍、干したくあんにはGABAがたっぷり

宮崎達雄

 宮崎県では毎年12月から2月に、竹などを組んで作った高さが6mもあるやぐらに1本1本ダイコンを吊るして天日干しする光景が広がります。10段ほどに重ねてずらりとダイコンが並ぶ姿は圧巻です。

天日干ししたダイコンを漬け込んで作る干したくあん (写真提供:道本食品株式会社、Mも)


読み方案内

4月号の主な記事(予告)3月5日発売、編集後記


主張

家族農業の時代が始まった


今月のPDF
pdfアイコン以下はPDFファイルです。
Acrobat Reader をおもちのかたはどうぞ

あっちの話こっちの話(972KB)
・お湯をかけてアオムシ退治、野菜が元気に――徳島から
・タマネギのトウ立ちを抑える尿素追肥――茨城から
・キュウリの支柱でミニカボチャの空中栽培――宮城から
・接ぎ木苗で中山間地をサンショウの産地に――埼玉から
・花粉症、ツクシ炒めで治っちゃう――群馬から

農文協出版案内(1MB)
・早わかり 中山間地域等直接支払 活動の手引き   (→購入する)
・図解 誰でもできる 石積み入門   (→購入する)
・地域資源を活かす 竹 生活工芸双書   (→購入する)
無病・高品質を目指す苗つくり
・イネの反射シート&プール育苗のコツ   (→購入する)
・だれでもできる イネのプール育苗   (→購入する)
・写真・図解 果菜の苗つくり   (→購入する)
・果菜類のセル苗を使いこなす   (→購入する)
・新・種苗読本   (→購入する)
・これならできる!自家採種コツのコツ   (→購入する)
・自家採種入門   (→購入する)
・伝統野菜をつくった人々「種子屋」の近代史   (→購入する)
・在来作物を受け継ぐ人々   (→購入する)


目次

◆3月号のすべての目次はこちら

カラー口絵

甘くてでっかいスイートコーン 秘密は後半の大量かん水

絵のページ

あっちの話こっちの話 /クロスワード・パズル /漬け物お国めぐり /ドブロク宣言 /違うのはどこ?/3月の病害虫ランキング /何でも相談室 /野良で生れたうた /読者のへや/読者アンケート

巻頭特集

「胸の谷間で芽出し」このやり方は絶対間違ってないの(栃木・関口みよ子さん)

もしかして間違ってる!? 芽出しのやり方

何でもかんでも水に浸ければいいってもんじゃない 市川啓一郎

こんな手もある 芽出しの工夫

もしかして間違ってる!? セルトレイに播種

セルトレイをイヤがる野菜はどれ? 市川啓一郎

もしかして間違ってる!? 培土の詰め方と水のやり方

水やりはタネ播き前? タネ播き後? 市川啓一郎

セルトレイの周辺部だけ土の量が減っていないか?(長野・竹内孝功さん)

タネ播き作業 これならバッチリ

マーカーで穴をあける 指で押し込む(長野・竹内孝功さん)

発芽率100%!?のタネの向き  小さいタネをうまく播く道具

もしかして間違ってる!? 発芽温度について

発芽が揃う高温発芽より、揃いの悪い低温発芽がいい理由 高橋広樹

踏み込み温床は夜温がほどほどなのがいい 魚住道郎

春だ! 早くタネ播きしたい!けど…… 市川啓一郎

もしかして間違ってる!? 間引きのやり方

横からも見なくちゃわからない(長野・竹内孝功さん)

間引くべきは葉色が濃い苗 市川啓一郎

最近のダイコンやニンジンは1粒播きでもOK 梯浩和


稲作・水田活用

地面を締めてラクラク育苗

石粉10tで平らに 駐車場で露地プール育苗(福岡・安河内豊孝さん)

生育均一&ラクラク苗剥がし 

ポット苗の置き床をローラー鎮圧 桑原英郎

ローラー鎮圧でハウスの縁まで生育が揃った 庄司俊光

補強資材グランドセルでトラックの入れる育苗床 渥美庄司

育苗箱を軽くする

くん炭70%培土&プール育苗で無農薬 吉田基之

軽量育苗箱に専用培土 髙齋光延

バケツイネ選手権2018 結果発表

【乾田直播の新技術 上】 縦と横に2回播く(青森・福士武造さん)

【新連載 有機無農薬で11.5俵】苗で9割決まる 石田慎二

【飼料イネで稼ぐ26】

鉄黒コート無人ヘリでWCS用イネ 五月女文哉

小麦の立体型光合成 不作の年でも10俵 馬渕圭佑

【暖地で小麦4】追肥で茎を太く、穂を大きく


野菜・花

わき芽収穫で長〜くいっぱい稼ぐ

春の端境期に4種のかき菜をリレー販売 松島敏男

ルッコラのつぼみ収穫 トウ立ちさせて販売期間を延ばす 瀬川敬

セロリのわき芽収穫 ずらし販売でニヤリ 坂口千代香

【直売農家の稼げる野菜2】じゃんじゃん収穫 子持ちタカナ 加藤明

多品目栽培とずらし栽培で、花をずっと売る 都丸高宏

【カメラ訪問記252】ビオラ、クローバ……オリジナル品種を出し続ける

夏野菜の苗はプール育苗でラクラク 大池寛子

ネギ苗もプール育苗でバッチリ(新潟・室橋哲さん)

三つの作型を組み合わせて、

タマネギの6〜7月連続収穫 澤里昭寿

【稼げるニラ2】収量なら地床、省力ではセル育苗 藤澤秀明

【野菜を見る、測る16】ハクサイ 高橋広樹

【常識のなかの非常識20】品種比較試験を侮るなかれ 白木己歳


果樹

ナシ、名人が塾で若手に伝授 弱った老木を若返らせるせん定(埼玉・長谷川茂さん、飯田孝さん)

塾生が学んだこと 「主枝先端を強く」 橋本哲弥

摘蕾でうまい果実に助走をつける

福島でもモモの強摘蕾 

高温乾燥でも大玉になった 橋本淳一

モモの強摘蕾はせん定が重要 小倉順

サクランボ 強い摘蕾と摘果で

感激する味に(山形・佐藤善博さん)

ミカン 摘蕾で春枝と細い根が増える(和歌山・的場清さん)

ナシ 指先のワザ除芽でラクラク栽培 池田隆政

【新連載 ミカンの農薬とホルモン剤の使い方】

かいよう病には銅剤の早期混用散布 坂田寛樹

【接ぎ木の奥義2】芽を出させる芽傷入れ(岩手・小山田博さん)


山・特産

シイタケ原木は春切りがいい 長谷部重孝

【もっと知りたい獣害対策2】イノシシ(2)


畜産

牛のリアクションが変わる良質な草づくり(熊本・犬塚勇さん)

山の木を食べて、牛の抗酸化能がアップ 芳賀聡

【乳牛の見方7】前肢と後肢を見る 荻原勲


機械・道具

小麦の不耕起播種機を7万円で自作 榎本篤

【農機のトラブル2】エンジンがかからない 上野真司


くらし・経営・地域

リンゴのせん定枝・ミカンの皮 畑のもので 農家の草木染め

1本の木から多彩に染めるリンゴ染め 佐藤芳子

ミカンの皮の草木染め体験が人気です 出島明美

最近話題のタイ野菜でも草木染め 三浦孝人

クエン酸で加熱不要のカンタン草木染め(徳島・小川誠さん)

ダイコンの秘めたる機能性情報

発芽玄米の約10倍、干したくあんにはGABAがたっぷり 宮崎達雄

桜島ダイコンが血管病を救う! 加治屋勝子

トマトの価格下落に、ハウス農家の適正規模を考える

規模拡大すべきか、現状維持でいくか、改めて考えた 糸見健

ミニトマト20tどりの親方より 今は規模拡大すべきじゃない 鈴木幸雄

農家の青色申告「貸借対照表」で初めて見えたわが家の暮らし 吉田純

【農産加工だより2】加工品のラインナップをこうじで増やす 安田セツ子

【北の国からの自給菜園3】トマトのヒョロ苗、3本仕立てで長期どり 斎藤昭

【なるほど観天望気5】雪をもたらす大陸からの風 古川武彦

【幸せ貧乏生活3】タダで液肥ができるバイオガスプラント 新藤洋一

【田園活写30】ネットオークションで買った消防車で移動ピザ窯 橋本紘二

【季刊地域ダイジェスト2】薪を活かすワザで地域経済のダダ漏れ解消!

【農家の年金・保険12】従業員の退職金―中退共 林田雅夫

【意見異見128】原発事故から8年、農による生きがいの再生 杉岡誠

その他

【農家の法律相談】田んぼの水路を勝手に埋められてしまった

主張 家族農業の時代が始まった
国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」が意味するもの

あっちの話こっちの話/何でも相談室/野良で生れたうた/読者のへや