月刊 現代農業
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8月号の主な記事(予告)7月5日発売

■巻頭特集
 台風・ゲリラ豪雨・猛暑に立ち向かう 九州男児4人が寒試し/台風・豪雨後のダメージ回復法/長雨の前に耕耘とウネ立て/用水の気化熱でハウスを涼しく/太陽の位置に合わせて遮光シート/耐暑性がアップする葉面散布剤/熱中症にダイコンおろし

■くらし・経営・地域のページ
 黒ニンニクをもっと上手に作る  黒酢漬け、炊飯器の底に炭/シソは混作が向いている/千客万来 農家の民泊 茶農家のグリーンティーリズム/新規就農の経営実態

■稲作・水田活用
 穂肥を効かせて多収品種をガンガンとる/爽快! 追肥にひねり雨どい墳口/ダイス連作3年目でも388kg

■野菜・花
 トマトの裂果 なぜ起きる? どう防ぐ?/露地小ギク 暮れ植え&台刈りで旧盆に当てる/生ガス施用でバラの品質アップ

■果樹 夏休みを取るためのカンキツ園除草剤散布法/立体ブドウ棚で光を有効利用/摘果果実は加工にぴったり/掟破りのブドウ

■山・特産
 山作業でのマダニ対策 感染症対策で気をつけること

■畜産
 子牛の死亡事故を減らす/夏の採卵率低下を防ぐ

■機械・道具
 軽トラの幌(ほろ)/ドローンでピンポイント防除

編 集 後 記

▼草刈り機は種類が豊富で進化もしている。基本的なところから細かいところまで、編集するにつれて知りたいことが次々に。その都度メンバーが徹底追求。おかげで一つ一つの凄さや使いこなし方が見えてきた。今夏は最強の草刈りを。(石川)

▼集落の一番上、標高160mの家。裏山のてっぺん(386m)まで繁澤家の山。集落と遠くの山の稜線を一望する絶景。ただし、水の便が悪く棚田は休耕状態。ハンマーナイフモアでの復活を願う(108頁)。(伊藤)

▼長命連産のホルスタインを追究する連載「体の見方」がスタート(274頁)。体型がわかれば、種付けと後継牛育成のヒントになり、長持ちして経営を助ける牛を増やせる。素牛を導入する時も役に立つ。(五十嵐)

▼「わら一本の革命ならぬ鎌一本の革命です」と中川原さん(120頁)。「土ごと発酵ならぬ便ごと発酵!?」と利根川さん(296頁)。ユウガオの宇宙栽培を夢見る坂本さん(302頁)。皆さん、発想が実にユニーク。(小河)

▼農水省が、農家の自家増殖を「原則禁止」にする検討を始めた。いよいよ、種苗法を大幅に改定するつもりである。読者の皆さん、このままでいいんでしょうか? 引き続き、ご意見を募集しています。(山下)

▼ふろしき摘果(232頁)。正直、はじめはなんて乱暴なと思ったが、じつはかなり計算された奥深い技術だ。今年のミカンは花が多かったと感じた読者の方は、まずは畑1枚から、ぜひ試してほしい。(岩瀬)

▼本庄先生(184頁)曰く、ネギの生育を促進させるには、栽植密度を低くするのが最も効果的だという。水や肥料より栽植密度が大きく影響するのは少し意外。他の作型でも応用できそうな発見だ。(廣瀬)

▼春口さんのハウスに埋まってたネギ残渣に、菌がコロニーを作っていた(178頁)。土に混ぜ込んだ十和田石が微生物が住みやすい環境を保つらしい。今年はアメリカから輸入した菌根菌との相性も試験中。(遠川)

▼流し込み施肥(132頁)。水面が止まって見えても、下には水の流れがある。これを利用し、おもむろに拡散・溶解する肥料。見えない部分をイメージできれば、イネの葉色は揃うはず。これはロマンだ。(渡邊)


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