月刊 現代農業
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1月号の主な記事(予告)12月5日発売

■巻頭特集
 もっと上手に!モミガラくん炭最前線/培土も覆土も挿し床にもくん炭/ワラ筒でムラなくやける/くん炭を大量にやくワザ/田んぼにもくん炭 ケイ酸効果で倒れないコシヒカリ/くん炭で畑の菌力アップ

■くらし・経営・地域のページ
  クズ米利用 今こそつくろう、こうじ・甘酒/もちを長ーく楽しむ工夫/集落営農の広域連携 重機の運転手や無人ヘリのオペレーターを17法人で融通/就農したての私を支えた1冊

■稲作・水田活用
 夢のある転作作物2018 パン用小麦・子実トウモロコシ・ハトムギ/写真で見る2017年のイネ

■野菜・花
 冬のアブラナ科苗、寒さで鍛えて4〜5月どり/無加温苗は寒さに強い/環境制御 炭酸ガスと電照でニラの収量アップ

■果樹
 果樹の仕立て、今どきの主幹形VS開心形/温暖化に負けないブドウ/ブドウの生育診断/8時間労働で大玉多収のモモ

■山・特産
 紙原料に需要あり/紙屋に売れるコウゾ・ミツマタ

■畜産
 集落営農で牛を飼う/子牛の風邪予防/エサの腐敗対策

■機械・道具
 メーカー直撃!農機の低価格化はどうなる?

編 集 後 記

▼落ち葉集めは結構大変だけど、使っている人達はみな楽しそう。さらに魅力を力強く語ってくれる。身近にあるスゴイ資材だと改めて感じた。そして今回、もっとラクに集める方法も。使いこなし術が進化中。(石川)

▼イネが終わって次は小麦。今や数十ha規模もめずらしくない。限られた人員でいかにこなすか? 機械の選択、作業工程の見直しで、「素人集団」がここまでできた。これも水田農家の働き方改革(142頁)。(伊藤)

▼畑の表面を少しかくだけで白い菌糸や小さなキノコ、ミミズもたくさん。「山の落ち葉を味方につけた畑は強い」と田中さん(48頁)。年々有機物の層が厚くなる。これだからロール作りはやめられない。(五十嵐)

▼青井さんの畑は別府湾が見えて気持ちがよい(76頁)。虫も小動物もいっぱいで鳥も次々訪れる。生き物に居心地よい畑、そう思った。忙しい一年だったが、青井さんの畑では心静かな気持ちになれた。(小河)

▼米だから、中山間地で75?haもの農地が守れる。大規模化してきたけど、「攻めの農業」ではなくて「地域を守る農業」(123頁)。藤原さんの言葉に、選挙を終えた政治家たちは、どう応えるだろうか。(山下)

▼寒じめイチゴがとてもおいしそう(166頁)。県の試験場で開発した技術だけど、技術を囲い込むでも、特許を取るでもなく、誰でも挑戦できるのもいい。葉や根が寒さでどう変化するのかにも興味がわいた。(廣瀬)

▼せん定で普通は真っ先に切る徒長枝や競合枝を残して雪に強いバネ枝をつくる(210頁)。手間が省けてよいものができる技術にしびれる。紹介できたのは、まだほんのさわりだけ。引き続き探求していきたい。(岩瀬)

▼ど根性ビオラってなんだろう?想像できずに伺ったら、株姿にビックリ(192頁)。ビオラから風格まで感じた。「ストレスで強くなるのは人も一緒だよ」と渡辺さん。鍛え抜かれたビオラの花はとても綺麗だ。(遠川)

▼85頁の大浦さん、マツと歩むタバコ栽培に感動!故郷の「三保の松原」を思い出した。白砂青松の海岸も浸食されつつあるこの頃だけど、農業利用という角度からも、マツの重要性が注目されると嬉しいな。(渡邊)


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