月刊 現代農業
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12月号の主な記事(予告)11月4日発売

■巻頭特集
 もっと使える落ち葉&せん定枝/ロールベーラーでラクラク落ち葉集め/せん定枝拾いを乗用草刈り機で/生で使うワザ/失敗しない踏み込み温床/イチョウの落ち葉をうまく使う/カタイせん定枝を手軽に堆肥化

■くらし・経営・地域のページ
 田畑のもので楽しい・儲かる クリスマス飾り/産直農家の裏ワザ公開 冬のずらし栽培/シリーズ農家の働き方改革 8時間労働を目指してやってきたこと/簡易基盤整備で働きやすい圃場にする

■稲作・水田活用
 米販売 地元需要を狙う/暗渠掃除 あの手この手/首振り機能付き逆噴射ノズル/多収を狙う小麦播種

■野菜・花
 「寒締め」で極甘野菜/葉緑素計SPADでキクとイチゴの生育診断/肥料代半減!養液栽培の単肥配合技術と量的管理

■果樹
 雪にも寒さにも負けない樹形/リンゴのバネ枝/レモンのパラソル仕立て/イチジクのリフレッシュせん定

■山・特産
 薪で稼ぐ オーナー制が人気/薪ミックスセット販売

■畜産
 肉の移動販売/分娩前後の「増し飼い」、私はこう考える

■機械・道具
 雪と寒さに備えるアイデア機具

編 集 後 記

▼今月は日々当たり前のようにやっている「洗う」に注目。地味な作業だが、集まった原稿を見るとそれぞれの技や流儀が詰まっていて、じつに新鮮。それと「心を洗う」ことも大事。洗うって奥深いな。(石川)

▼コツといえば、洗車した後にひと拭きするだけ。ホントに記事にできるのか? と不安に駆られたが、さすがサトちゃん。ロータリの中を覗きながら、たっぷり8ページも語る、その観察眼に脱帽(80頁)。(伊藤)

▼昔はヘイキューブなどのエサでつりながら牛を調教したこともあったがいまは綱1本、と菅原さん(246頁)。調教は共進会のためではない。牛との信頼関係をつくることで、日々の管理もお産もラクになる。(五十嵐)

▼10リットル以上の牛乳でチーズを作った時はクリームやバターも楽しめる(289頁)。そしてこれがまたたいそう旨い。酪農家でない方はグループで挑戦してみるのはいかが。みんなで牛乳をたっぷり使って。(小河)

▼集落は兼業農家で成り立ってきた(320頁)。佐伯さんのお父さんも、ご本人も息子さんも、勤めながら集落の田んぼや行事を守ってきた。それがよくわかったから、兼業農家を目の敵にする輩とは闘うぞ。(山下)

▼棚田のトマト名人・大石さんのトマトは中盤戦に突入(174頁)。尻腐れに続き、夏の暑さで裂果が多発してしまった。でも大石さんは決して多収を諦めず、ベストを尽くす。貪欲な気持ちは大事だと思った。(廣瀬)

▼石灰で果実の味や色がよくなる(198頁)。アカデミックな研究では不明な部分も多いが、石灰使いにとっては常識だ。「何よりもたしかなものは事実である」。宮地さんがそらんじる大井上康の言葉である。(岩瀬)

▼洗うことは「私の執念」と話す細勢さん(56頁)。きちんとした性格もあるが、農協に勤めるお孫さんの恥にならないように!という想いもあった。日々の作業にじっくり取り組む姿勢を見習いたい。(遠川)

▼104頁の田口悦子さん、洗濯機活用は旦那さん発案。コンニャク芋を洗う際、洗濯機を使っていたのがきっかけ。洗う「作業」から、洗うための「加工品」が。すべてこなす農家だからこその発想ですね!(渡邊)


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