月刊 現代農業
ルーラルネットへ ルーラル電子図書館 食と農 学習の広場 田舎の本屋さん

8月号の主な記事(予告)7月5日発売

■巻頭特集
 夏の石灰欠乏に挑む写真で見る あれもこれも石灰欠乏/かん水量1・5倍でガクンと減った/クエン酸で根に活力/硝酸カルシウム・消石灰の上澄み液を葉面散布/韓国で石灰追肥がブーム/ジャガイモに過石元肥で収量アップ、他

■くらし・経営・地域のページ
 寒冷地でも秋ジャガ10個どり/とれすぎ野菜でシャーベット/農家のキャンプ場経営 草刈り、タケノコ掘り、炭やき体験で農地も山もきれいに/農家と反戦

■稲作・水田活用
 業務用米を超多収 穂肥&実肥を効かせて、萌えみのり893kg/外硬・内軟の炊き増えする米が理想/小麦の刈り取り順序をドローンで

■野菜・花
 夏秋トマト15tどり名人/夏秋トマトに環境制御/露地小ギク 挿し芽不要の暮れ植え/ピーマン・パプリカを見る、測る

■果樹 中晩柑を夏枝伸ばして大玉生産/かん水をラクに ナシに吊り下げ装置/クリに自動かん水

■山・特産
 いまサンショウ栽培が熱い/緑茶のマーケティング術

■畜産
 5万円高く売れる、子牛の毛刈り/夏の暑さ対策

■機械・道具
 製作費2万円の遠隔管理・監視システム

編 集 後 記

▼編集部に来て12年。ドキッとするような農家の言葉に出合える瞬間が、自分の一番の楽しみだ。今月号から編集部は新体制に。ドキドキワクワクしながら、皆で「農家の思いが届く実用誌」作りに励みたい。(石川)

▼出穂20日前のイネを見ながら、秋田民謡の一節を口にする久名人。東北なまりが聞き取れず、現場では??な状態だったが、編集過程で「稲作と風」の深ーい関係が見えてきた(142、150頁)。(伊藤)

▼ワラビの初収穫日、さっそく売値から所得を計算し始めた佐藤さん(336頁)。「実態の積み重ねが大事」。今号より本誌編集部に加わりました。よろしくお願いします。(五十嵐)

▼今月号の編集中に今年の新茶が出たのでいただく。うまい。記事で紹介の三年晩茶(262頁)もいただく。うまい。多彩なお茶の魅力に近頃ハマってる。あー、日本に生まれてよかったー。With Tea(小河)

▼トウモロコシ(カラー口絵)の山﨑まき子さんは89歳、エダマメ(72頁)の今北肇さんは91歳。お二人に初めて会ったのは営業で全国を飛び回っていた頃だから、もう十数年前になる。これからも本誌を通じて、ずうっとつながっていたい。(川崎)

▼新連載の「野菜を見る、測る、対話する」(182頁)。作物を見る目が養われると、気象や生育に合わせて、先手を打てるようになる。208頁の親方からも、トマトの見方をまた教わった。生育診断は必須技術だ。(山下)

▼夏、畑に水を溜めて、センチュウや雑草を抑える湛水防除。昔からある技術だけど、すごく新鮮に感じた(196頁)。新たに編集部に加わりました。日々勉強、頑張ります。(廣瀬)

▼イチゴは本来多年草だ。冬は休眠し、春に花を咲かせ、初夏に実をつける。田原さんの2年株栽培は、イチゴの生理に合う技術だ(204頁)。現代農業の仕事はこれで最後です。3年間ありがとうございました。(池田)

▼糖度17度ミカンをつくる大谷武久さん(246頁)。この技術はニンジンやダイコンにも応用され、ものすごい結果を出している。「農業に革命が起こると思いますよ」というセリフは大げさではないかも。(岩瀬)


もどる