月刊 現代農業
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5月号の主な記事(予告)4月5日発売

■巻頭特集
 初期除草の知恵虎の巻/農家と見る「雑草写真館」/田畑の雑草、強みと弱みを知って除草/アイデア草取り道具 大発見「松葉ぼうき」で株間除草/太陽熱処理、透明マルチでタネを蒸し焼き/土壌処理剤は雨が降った翌日に薄くたっぷり、他

■くらし・経営・地域のページ
 サト芽挿し栽培/山菜を長く楽しむ保存術 塩漬け保存のコツ/農家の人材募集大作戦/生乳の指定団体制度改革をどう考えるか/国による全農改革は憲法違反

■稲作・水田活用
 業務用米 疎植・流し込みで低コスト多収栽培/ラクラク苗運び/グラウンドカバープランツを上手くやる

■野菜・花
 誘引・仕立てでガラリッ ズッキーニ・ナス・ナガイモ/ミニトマトの環境制御 日射量と水・肥料/イチゴ後にひと稼ぎ

■果樹
 厳選摘果で大玉に リンゴの樹勢に合わせた摘果のルール/これでバッチリ花粉を確保 採取用樹を枝ごと落とす

■山・特産
 キノコの菌床置くだけ栽培/揉まずにできる製茶法

■畜産
 絆を深める牛の調教・後編/居抜きで新規就農

■機械・道具
 自分でやろう、春の農機メンテ・田植え機編

編 集 後 記

▼春、植物は自分が発芽できる地温になると目を覚ます。それは30℃近い「発芽適温」よりはずっと低く、夜は気温より地温が高くなる。苗の地温アップ大作戦は、自然を手本にそれよりちょっとだけ上げてやると健苗になるということか。(瀬谷)

▼冬のセル育苗の盲点は地温確保ができないこと。それを見事に解決した青木さんの工夫はすごい(52頁)。ポイントは、頭を冷やして足を温める「頭寒足熱」だ。人間も植物もこれで健康になる。面白いな。(石川)

▼今どきの田んぼは硫黄不足? 鉄不足? 初夏のガスわきや「根腐れ」と呼ばれる現象の正体は? 土壌の還元化って何? 化学にめっぽう弱い私でも、ちょっとわかったような気になれた(150頁)。(伊藤)

▼小河と書いてオガワと読みます。春のオガワです。♪は〜るのオガワはさらさらいくよ〜。編集作業もさらさらと〜、とはいかず。ちょっとメンテ不足?いえ、単に実力不足…。研鑽に励みたいと思います。(小河)

▼突然だが、韓国へ行ってきた(116頁)。現地を案内してくれたキムさんの名刺には、次のような言葉が書かれている。「隣の不幸は私の不幸。共に手を取り合って、平和な世の中を築きましょう」。すごくすごく大事なことだと思う。(川崎)

▼Aさんはその後、炭酸ガス発生装置を新たに導入したとか(192頁)。「でも、ガス焚くだけじゃダメみたい」と今、温度管理やかん水量も変えたいと模索中だ。光合成量が増えたら、電照も早く切りたい。(山下)

▼新連載が始まります。12aの小さな畑+庭先の直売農業で340万円稼ぐ峠田等さん(72歳)の話です(186頁)。今回は、苗販売とピーマンづくりを紹介します。この二つだけで、150万円の売り上げです。(池田)

▼リンゴの高密植栽培(210頁)。「世界標準だから日本も見習うべき」ではなく、長野の農家はそれぞれの経営、培ってきた技術、風土に合わせて、うまく取り入れていた。この応用力こそ日本の技術力か。(岩瀬)


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