月刊 現代農業
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4月号の主な記事(予告)3月4日発売

■巻頭特集
 春の地温アップ大作戦/苗の地温アップで早出し/低温発芽でガッチリ苗/地温を下げないかん水/春の植え付けを早める 黒&透明マルチ+霜よけキャップ/ハウスの地温アップ術 ベッド下で堆肥とボカシを二次発酵

■くらし・経営・地域のページ
 トラクタなし、ハウスなしで反340万円稼ぐ/鉢物でひと稼ぎ 元手ゼロ、挿し木と株分けで鉢物づくり/いま「多面的機能支払」が村にある意味/規制改革推進会議が目論む「生乳流通革命」

■稲作・水田活用
 プール育苗、水管理のポイント 水面の高さは育苗箱すれすれまで/露地プール 昼の入水&夕方落水でガッチリ苗

■野菜・花
 一石三鳥!リビングマルチ マルチムギとヘアリーベッチ混播/クズ麦マルチ/環境制御で「電照早切り」の輪ギク

■果樹
 リンゴ高密植わい化栽培で良品をつくりこなすワザ/糖度19度の巨峰/ひこばえで安くラクに苗木を増やす/黒星病を防ぐ

■山・特産
 生薬以外でも売れる薬用作物/本玉露をもっとラクに

■畜産
 絆を深める牛との接し方 綱とかけ声でアクセル・ブレーキ/飼料イネで長命連産、高乳量

■機械・道具
 堆肥活用の道具

編 集 後 記

▼カブトムシの糞を培土手作り派がこれほど大事にしているとは。カブトムシは体内で抗菌成分を作るほか、pHが10もある腸内に木質繊維を分解する細菌を飼っているとか。たぶん糞にもその菌がいる。肥料としても病気抑制にも効きそう。(瀬谷)

▼「もしも良質な苗が入手できたら買い苗にしますか?」とレタス農家の青木東洋さん(54頁)に問うと、「買わないでしょ! 自分でつくる楽しさが絶対にあるから」と一言。育苗というのは、どうも楽しいものらしい。何だか嬉しかった。(石川)

▼酸化した鉄の色は錆色だけかと思いきや、硫酸に入れると黒にも、赤にも黄色にもなるそうだ。アスファルトに黒、歩道には赤の顔料として使われる。今後は、イネの被覆資材としても広まりそう(128頁)。 (伊藤)

▼原稿が届いておどろいた。1ミリ以下までこだわる。1秒でも速くする。何だかまるでアスリートの話みたい。プロスポーツならぬプロアイデア農機具の世界?機械コーナー(254頁)お楽しみください。(小河)

▼1月号からの続きで、「化粧肉」の話(238頁)。繁殖農家はセリでの高値を狙って、子牛にご馳走を振る舞う。でも、それだと余計な脂肪がつくので、肥育農家は嫌がる。両者の風通しをよくしたくて、今回たくさんの方に意見をうかがった。(川崎)

▼収量トップの「親方」だが、反当たりの重油代は、部会中で真ん中くらい(158頁)。焚けばとれる、環境制御には金がかかるというのは勘違い。要は焚きどころ、温度のメリハリ管理が大事なんだとか。(山下)

▼290頁の花粉症対策、ミカンの皮+ヨーグルトの動物実験では、マウスが30分間に何回くしゃみをしたかを数え、その統計から効果の有無を調査したという。地道な実験の末に新発見が生まれたのだ。(池田)

▼モモの早期摘蕾(212頁)。貯蔵養分を有効活用することで、仕事はラクになり、よいものがたくさんできる。まさに小力技術。霜にだけ気をつければいうことない。山梨だけでなく全国に広がればいい。(岩瀬)


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