月刊 現代農業
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3月号の主な記事(予告)2月3日発売

■巻頭特集
 至極の育苗培土 かん水で失敗しない培土/図解・よい培土の条件/モミガラくん炭培土づくりのコツ/竹チップと腐葉土培土で無農薬/廃菌床入り培土でキュウリ炭疽病防ぐ/ラクラク培土づくりの道具/市販培土の選び方/有機稲作に使える培土

■くらし・経営・地域のページ
 花粉症に効くもの見つけた 根ワサビ、ミカンの皮など/農家の税金対策2017 集落営農でうまく節税するには/青色申告に挑戦

■稲作・水田活用
 田んぼの耕耘・砕土 作業機を徹底比較/新しい直播コーティング資材 鉄黒コート・べんモリ被覆 発熱なし、芽出しモミをコーティング

■野菜・花
 続・ミニトマト20tの親方が喝 環境制御の出番だぞ/土も水も安定する鎮圧栽培 トルコギキョウの葉先枯れが減る

■果樹
 せん定伝授のノウハウ 母ちゃんから研修生へ/モモの予備摘果不要栽培/新連載・田中式無摘果ミカン栽培

■山・特産
 キノコの菌床新培地

■畜産
 どう見る?子牛の化粧肉 繁殖農家、肥育農家の声/新連載・飼料米養鶏

■機械・道具
 タネ播きに役立つ機械・道具/作業のリスク軽減

編 集 後 記

▼ちまたはパクチーブームだが、そもそも日本は香辛野菜の国。そばやそうめんの薬味いろいろ、刺身にはワサビや穂ジソ。夏の食欲増進だけでなく冬は体を温めるショウガやネギ。香辛野菜の品種特集ご覧ください。パクチー鍋も旨い。(瀬谷)

▼マツタケにそっくりな松きのこにはビックリしたが、開発者の東山さんの「キノコが山から消えると災害が起きる」という言葉も印象的だった。ニオウシメジも面白い。注目のキノコ品種(296頁)必見です。(石川)

▼香辛料は料理の脇役だけど、コショウもトウガラシもなければ、世界の食卓風景は一変する(52頁)。大航海時代、死を賭して探検に臨んだ人々の偉業に想いを馳せつつ、料理を味わう想像力がつくかも!?(伊藤)

▼取材で集まったスティック野菜の数々。最後は家族で楽しくいただいた。味もいいので、子どもたちもムシャムシャパクパク。最後は取り合い。思わず手が出るこの感じ、ああ、これこそホントのうまい棒。(小河)

▼自家採種とは根張りのいい野菜を選び出す行為だ、と中川原さん(191頁)。無肥料・無農薬・不耕起栽培、おまけに2016年は干ばつ・長雨の異常気象。そんな過酷な状況だからこそ、「根気」と「根性」のある品種を選抜できたという。(川崎)

▼インフルエンザでダウンした。次女と三女も倒れ、病院に行けばその患者が列をなす……。人間も大変だが、鳥のインフルエンザも猛威をふるっている。被害の報道を、自らもウイルスに抗いながら読む。(山下)

▼ブロッコリーの4月出しは難しいが、151頁の生田稔さんはそれを難なくやってのけている。今年は恵麟と同じやり方で、きれいな花蕾ができるウィンベルでも4〜5月出しに挑戦するそうだ。(池田)

▼カンキツ中間母本農6号(241頁)。始めは生食用に向かないといわれていたが、現場の声から生産が始まり、今では農6を栽培する民間の研究会まであるらしい。機能性も作業性もよく、カンキツのシンデレラと呼ばれる日が来るかも。(岩瀬)


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